メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

第136号後編「息子のビデオ撮影を続けるべきか?」

久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」
久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」 授業や講演では話せないこと。連載やSNSでは書けないこと 毎月第1-4 火曜日発行 vol.136 2023/06/13発行 *========*========*=======*=======* 4.大人の放課後相談室 Q 息子のサッカーの試合を撮影するかしないか問題 約2年間、毎試合欠かさずにビデオ撮影し続けてきた息子のサッカーの試合で、撮影するのをやめてみました。そしたらなぜだか心が軽くなりました。 最近は、撮らなきゃいけないという義務感のような気持ちになっていましたし、撮影していると全体を撮ろうとすることで息子のプレーへの意識が薄まります。 今回、息子は試合でゴールを決めたので、「撮影しておけば良かったか」と若干の後悔のようなものがありましたが、肉眼で記憶にとどめるのも悪くないと思い直しています。 肝心の息子は、ビデオ撮影に関してどっちでもいいと言っていたので、判断に自分に委ねられています。 今後も撮影を続けるか、記憶にとどめる方向にシフトすべきか悩んでいます。 (千葉県/42歳/男性) A たくさん撮っても見ないもの。撮影や編集に時間とエネルギーを割くより、お子さんと一緒に大切な経験を。そして子離れ後に前進する準備を。 わが家でも、子ども二人がかわいくて山ほど写真や動画を撮影しました。それこそ夢中に撮り続けました。 しかし、二人が成人した今、それらを観ているかと言えば、観ていません。それどころか、整理したり、編集したりするのも、やっていません。いつか整理しなくてはと思いつつも、あまりに膨大で、半ばあきらめてもいます。 しかも困ったことに、子どもが生まれたころは、フィルムカメラでネガにて保存。途中からデジタルカメラになりましたが、SDカードだったのが、途中からハードディスクやクラウドになって、整理しようにも、もうわけがわかりません。動画にいたっては機械の進歩でビデオテープの形式もさまざま、なにしろ最近はスマホですから。 つまり10年20年と経てば、技術革新で撮影方法も保存方法も変わってしまうのです。 また、子どもたちが大きくなると、わが家では男子だったこともあって、撮影されることも見ること見られることも望みません。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」
  • 21世紀の世界は驚きに満ちています。 海外はロンドンの片田舎から、シンガポールの怪しいマーケットまで。国内は美術館・コンサート・グルメ天国の東京から、ツアーガイドに載らない日本の秘境まで。DEEPな旅へと写真付きでご案内。 ネットはサブスク天国となり、古今東西のA級C級映画・アニメから伝説のライブまで、みんなで観たいものだらけ。経営者向けの講演や大学での授業、新聞連載やSNSでは紹介できないオモシロ怪しい超雑学的コンテンツをご紹介します。 大人のなんでも人生相談も毎週実施中ですのでお気軽にご相談を!
  • 550円 / 月(税込)
  • 毎月 第1火曜日・第2火曜日・第3火曜日・第4火曜日(祝祭日・年末年始を除く)