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貞子第二メルマガ:6月13~14日0のFOMCを境に「予震」が巻き起きて、この「予震」は夏の終わりから秋にかけて「激震」へ発展!!!

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/06/13
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市場では「6月13日~14日のFOMCではFRBは利上げを見 送る(スキップする)」というのが、コンセンサスになってい ます。 けれども、この日のFOMCを境に株式市場は大幅ではないけれど も5%くらいは調整するかもしれません。 「AI祭り」に引っ張られる形で、S&P500は既に4,300ポ イントと、あまりにも調子に乗って上昇し過ぎています。 特に今回のFOMCは、四半期に一度発表される「FRBによる経 済見通し(6月改訂版)」には要警戒です!!! サプライズがいくばくか巻き起こるかも知れません。 今のFRB議長は、後述するように、直近の「バーナンキ&ブラン シャールの共同研究」に大いに影響を受けています。 議長は、「賃金上昇がインフレを押し上げる」という従来の古い見 方を変えて、「インフレは求人倍率の高さが押し上げている」とい う新しい考え方に軌道修正しているところです。 結果、今回発表の「FRBによる経済見通し(6月改訂版)」では、 今後はインフレが高止まること、その結果政策金利の高止まるこ とを容認するような見通しがちょこっとだけ示されるかも知れま せん。 おそらく9月FOMCでの「FRBによる経済見通し(9月改訂版)」 では、ドラスティックな見通し変更が示されることでしょう。 ドラスティックな変更とは、「今後は利上げもないが、今後は利下 げについても市場が予測しているほどには『ない』。 インフレは高止まりする。2024年以降の政策金利もインフレ の高止まりと並行して高止まったままである」という内容でしょ う。 こういったドラスティックな変更が、「6月改訂版」で早々と明確 に示されたならば、為替市場も債券市場も株式市場も「上へ下へ の大騒ぎ」になることでしょう。この場合の「上へ下への大騒ぎ」 とは、「ドルは大きく売られて長期金利も大きく上昇、株式市場も 大きく売られる」という騒ぎです。 ですから、こういったドラスティック(劇的)な変更は、「9月改 訂版」まで見送られることでしょう。 が、「6月改訂版」でも、「9月の改訂版」の「準備体操」みたい な感じで、いくばくか「ドラスティックな政策変更の兆し」が「兆 し」だけでも提示される可能性が高いです。(市場だって、準備体 操しないで突然冷や水を浴びると、心臓が止まってしまうから、 準備体操は大事です。) 6月13~14日のFOMCを境に、秋に起るべく「激震」の前の、 「予震」が巻き起こることでしょう。       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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