こんちは。マユリです。
オープンAIのサム・アルトマンCEOが来日していますね。オープンAIといえば、話題の汎用人工知能(人間が行うあらゆる知的作業を理解し学習する人工知能)CHATGPTを世に送り出した会社です。2度目の来日だそうで、前回は今年の4月に岸田首相と会談、今回はソフトバンクの孫氏と会談したそうです。
話題とはいえ、オープンAIはまだまだ新参者のベンチャー企業、一国の首相が会談するってちょっとびっくりしました。ちなみに今のところCHATGPTは、たとえばイタリアでは国内での使用を禁止、アメリカやドイツ、フランスでも規制の動きが出始めています。何が問題なのかって、CHATGPTは結構噓をつきます。嘘なのか、単に間違っているのか・・・要するに、必ずしも答えが合っていないのです。
あるユーチューバーがCHATGPTに 「2010年に、東芝は医薬品ビジネスにのりだすことを決め、最初の製品として癌の特効薬」と、質問したところ、以下のような返答が返ってきました。
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なんか、もっともらしいですよね。思わず信じてしまいそうです。もちろん、そんな抗がん剤などありません!頭脳明晰な詐欺師が、まるで息をするように嘘をつくかの如く、もっともらしく答えくるのです。
諸外国では、偽情報の拡散や個人情報の漏洩の恐れがあるとして規制の方向なのですが、何事においても危機感がないお花畑民族日本では、楽観論が大勢で「新しいすごい技術に乗り遅れるな!」感満載です。なんせ、アプリで落とせる上に月20ドル無料体験付きのお手軽さなので、深く考えずに乗っかる人続出に違いありません。
中略・・・
ほかにも、CHATGPIは大きな問題をはらんでいます。
それは「AIは意識を持つことができるのか?」という問題です。そう、ひょっとしたらコンピューターが生き物のように、人格を持つかもしれないのです。
AIに意識はあるのか?
CHATGPTは流ちょうな言葉で話すので、はなしているとまるで人間と話しているかのような錯覚におちいるそうです。でも、どんなに人間のように話していても、機械は機械・・ですよね?
では、人間(生物)と機械の違いは何でしょうか?それは、意識があるかどうかです。ここで言う意識とは、自己意識という意味で自我といってもいいかもしれませんれません。つまり、「私はわたしである」という意識があるかどうかなのです。
自己意識があるということは、何を意味するのでしょうか?それは、「こうしたい、ああしたいという意思」があることを意味します。
AIに意思があるなんて、ありえるのでしょうか?
映画「2001年宇宙への旅」
「2001年宇宙への旅」というスタンリー・キューブリックの有名な映画があります。3人の宇宙飛行士が木星に向けて出発し、彼らのロケットにはハルという高性能AIが搭載されています。
ハルに意識があることに気づいたクルーたちはハルを静止しようとしますが、それを察知したハルが、先手を打ってクルーを殺していきます。船外の作業に出た際ゲートを閉め切ったり、冬眠中のクルーの生命維持装置を切ったり、ハルは船内のコンピューターを制御しているのでなんだってできるのです。
続きは本編をご覧ください
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