paxi_paxi_paxi_paxi_paxi
佐谷恭の「パクチー起業論」
paxi_paxi_paxi_paxi_paxi
転送歓迎!情報が役に立ちそうな人に教えてあげて下さい!
■6月10日(土)台湾GPSランプロジェクト最終日
今回の台湾一周GPSアートプロジェクトのコースディレクターも務める中國科技大學の謝先生が、昨晩売れ残りのパンを大量に買って来てくれていた。最終日の朝食はそれをいただいた。
いよいよ最終日。今日は離脱せず、最後まで志水直樹くんの後ろに着いて走ると誓った。7時半ごろから次々にランナーが登場する。新しい人も数人いたようだが、過去23日の間にどこかで一緒に走り、最後を見届けたいという人が多かったようだ。スタート時に、ランナーだけで総勢20人ほどもいた。
500メートルで淡水から八里へ渡る船着場に到着するという話だったが、大人数で1.6キロ走ることに。志水くんと「おかしいね」と笑っていたら、先導してくれたポキさんが石碑を指差した。それは、日本が台湾に送った、東日本大震災の感謝を示した碑だった。
志水くんは当時小学校の先生で、子供にもわかりやすい形で復興の応援をしたいと東北へ向かった。走った奇跡でメッセージを描く活動はそこから始まった。台湾の人たちが、東北に惜しみない援助をしてくれたのは有名な話だが、その話に感銘を受けた志水くんは、台湾で大地震が起こった後、感謝と応援のメッセージを描きに台湾へ行った。
その行動により台湾人の仲間ができ、花蓮市などの市長が関心を持ち、メディアがそれを取り上げた。よい循環で彼の活動を知る人が増えることになった。それから何年も世界各地と日本各地での地道な活動と台湾との綿密なコミュニケーションを経て、今回の大きなプロジェクトが生まれた。予告もなしにそこに連れて行ってくれたことで、僕はじわりと感動してしまった。
それから渡し船乗り場へと戻った。50〜60人乗りなので、関係者で席を半数ほど占めることになった。20分ほどで、船は対岸に着いた。昨日日本から到着したロッキーが、ドローンで空撮をしていた。最終日、ゴールまでの何カ所かで、彼がドローン撮影をしてくれる。こういうサポートが、いい画を残すことにつながる。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)