今のマーケットは理屈ではないけど理屈は大事

今のマーケットは理屈ではないけど理屈は大事 おはようございます 生きていれば理に敵わないことなどいくらでもあるものですが、都会に来てみると、私は以前、山奥に住んでいたのですけど、なぜこのようなことをするのか理解できない人たち、というのが必ず存在するわけです　正直、なぜこのような行動をするのか懸命に理解しようとするのですが、私には頭が悪いので理解できない、ということが多発をします　周囲から言わせるとおめぇ～の行動の方が理解できねぇー、とのこと　仰る通りかもしれませんorz (笑) ■さまざまなこと 国会で全会派がほぼ賛成でLGBT法案が成立したようです　自民党の議員複数の方が退席や欠席をされたそうですが、ある意味、私は健全なことだと思います　メディアではそのお二方をなんとなく悪意のあるような報道で取り上げていることに違和感を覚えます もちろん、LGBTの方々というのは、本人が意図せずにそうなっている方々で好きでそうなっているわけではない、ということを考えれば、ニューリベラルの考え方ではそういう人たちの人権を保護すべきだ、と私も思います　そういうことがわかっていても反対をする、というのは何かの理由があるわけであり、その理由が判然としないから気持ち悪い、少数意見を大事にしない、という行動に帰結するのだろうね、と思います　今の世の中、自分と意見が違う人を叩きすぎではないのかな、とは強烈に感じます ウクライナ侵攻でもロシアを擁護する人たちが一定数いる訳です　その人たちを議論の遡上にのせ、私がみていると袋叩きの様相です　彼らの主張にも一定の理が私はある、と思っています　私の意見は、ロシアの主張には一定の理があると思いますが、結局、領土侵犯という、ひらたく言えば泥棒を働いたロシアを擁護はしにくい、と考えています　しかし、ウクライナ侵攻以前にウクライナのことをある程度、勉強していた身からすれば、そんなにウクライナはまともな国、政体を維持していたのか、といえば、誰もそうは思わない、と思います　ウクライナ人の主張というのには半ば呆れていた、というのが本音です　端的にいえば、ロシアからお金をもらってロシア批判をし、そしてロシアから出ていく、という態度は決して褒められるような態度ではない、と私は思います　そもそもやっていることはロシアとあまり変わらないじゃないか、と思うだけです　喧嘩して当たりまえだし、発想はロシアとウクライナが一緒だよね、と思います　でも、泥棒をしている、というのは罪ですが、その領土侵犯という行為に行った前の過程をみると、ロシアにも理があるのではないかな、と思います　法律でいえば、罪を犯したものは服役をしなければいけない、という白黒論になるのですが、法治国家である以上、そうなるのは仕方がないことなのですが、個人的には得心がいかないよね、とは思います マーケットも同じです　今の日経平均などみていると理外の理、という感じで、お祭り騒ぎ、というほど盛り上がっていませんが、値段は上昇していく　この値段は何度もいうように、世界的なコンセンサスを得ている？　と、思われる割高、割安の測定方法であれば高すぎるのです　世間の雰囲気は、まだまだ高い、だと思いますが、その場はそれでいいと思います　しかし長期的には、結局、それが大問題になるわけです たとえば1990年代の日本のバブル景気などは、みなが日本はまだまだ景気がよくなる、と信じて株や不動産を買ったわけです　その顛末は、いまだに続くデフレ景気なわけです　今の感情、つまり理屈に合わないことを懸命に正しい、と主張するということは必ず将来に禍根を残すということを日本人は1990年代に学び、第二次大戦後にも学んだのです　最初の失敗は勤労によって克服をしましたが、バブル崩壊の問題はいまだにくるしんでいる状態です　つまり理屈に合わないことをやってその場面は気持ちがいいのかもしれません　短期的に莫大な利益を得るということは、長期的なもっと大きな利益を逃す、ということです もしかしたらＬＧＢＴ法案に反対している方々が、正解かもしれない、というリスク、ロシアの方が正解かもしれないというリスク、長期的に、ということを考えると、少数意見をきちんと分析しなければいけない、と私は思います　白が正解で、黒が間違い、という単純な二元論には私はものすごい違和感を覚えます　短期的な効果と長期的効果は真逆な結果を示すことが多いという事実を考えれば、その場の感情で、人の意見をつぶしてはいけない、とは思います　私も意見が違うとつぶしにかかることが多々ありますので反省をしています・・・