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「電子マネー、クレジットで納税するときの注意」「物品税を廃止した財務省の無能さ」「なぜ日本の商店街はシャッター通りになったのか?」

大村大次郎の本音で役に立つ税金情報
  • 2023/06/16
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●アメリカの圧力 現在、日本の商店街の多くは、シャッターのしまった店が多く 「シャッター通り」とさえ揶揄されています。 日本にシャッター通りが増えたのは、この20数年ほどのこと です。 なぜシャッター通りが増えたのでしょうか? 実は、これにはアメリカが大きく関係しているのです。 今回はその経緯をご説明したいと思います。 1980年代の終わりに、共産主義圏が崩壊し、東西冷戦が 終わりました。 そしてアメリカは世界で唯一の超大国となりました。 この東西冷戦の終結により、アメリカの対外政策は一変したの です。 他国に対して、強硬な態度を取るようになったのです。 特に、これまで気を使ってきた同盟諸国に対して、強い態度を 取るようになりました。 その顕著な例が、日本です。 アメリカは、1970年代以降、貿易赤字が常態化し赤字額の 累積に苦しんでいました。 その最大の原因は日本でした。 アメリカの貿易赤字の7割を日本が占めていたこともあり、 1987年には対日貿易赤字は600億ドル近く(当時の日本 円で10兆円前後)に達していたのです。 このまま、貿易赤字が累積すれば、アメリカ経済は破綻してし まうかもしれない、そう考えたアメリカは、「最大の貿易赤字 相手国である日本をどうにかしよう」ということになったので す。

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  • 元国税調査官で著書60冊以上の大村大次郎が、ギリギリまで節税する方法を伝授。「正しい税務調査の受け方」や「最新の税金情報」なども掲載。主の著書「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)
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