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Vol. 6『性の商品化だと水着撮影会を中止に追い込むなら、代替案を出すのが本来あるべき政治家ではないのか?』2023/6/18号

小杉沙織の「NPO代表が見てきた若者支援の現状と闇、そして若者たちの叫びと本音」
◆+。・゚*:。+◆+。・゚*:。+◆+。・゚*:。+◆+。・゚*:。+◆+。・゚*:。+◆ 1、 ニュースや事件から見えてくる社会問題 ◆+。・゚*:。+◆+。・゚*:。+◆+。・゚*:。+◆+。・゚*:。+◆+。・゚*:。+◆ Twitterでも言及しましたが、やはり今回は埼玉県の水着撮影会中止の件を取り上げたいと思います。(以下、ネットニュース記事より) 『埼玉県の県営公園で開催予定だった水着撮影会が、開催直前に中止となったことがSNS上で波紋を呼んでいる。  ことの発端は日本共産党埼玉県議会議員団のTwitterが6日に行った「埼玉県営公園で女性の水着撮影会が行われます。未成年も出演するという情報については調査中です。城下のり子・伊藤はつみ・山﨑すなお県議は、本日、都市公園法第1条に反するとして、貸し出しを禁止するよう県に申し入れました」とのツイートだった。  もともと埼玉県にある川越水上公園、しらこばと水上公園、加須はなさき水上公園は人気グラビアアイドルやコスプレイヤーが多数参加する大規模なプール撮影会の会場として頻繁に使われてきた。   日本共産党埼玉県議会議員団は、こうした水着での撮影会について、「明らかに『性の商品化』を目的とした興業」であり、都市公園法第1条の「都市公園の設置及び管理に関する基準等を定めて、都市公園の健全な発達を図り、公共の福祉の増進に資することを目的とする」にふさわしくないことを理由に、会場の貸し出しを中止などを求めたとホームページ上で発表した。   これに続き埼玉県の公園を管理する公益財団法人「埼玉県公園緑地協会」は水着撮影会へのプールの貸し出しを禁止し、開催が差し迫っていたプール撮影会が相次いで中止を発表した。 これに悲鳴を上げたのが突然、仕事を奪われる格好となったグラビアアイドルだ。人気グラドルが「グラビアは性の商品化と言われるのが残念だな」とツイートしたほか、「私たちグラビアのお仕事が奪われてく。お仕事奪わないでくれ」「私にとってプール撮影会は何よりの楽しみなのに」「わざわざ『女性の』ってつけるのは何故?男性の水着撮影会なら何も言わなかったんだろうなってところが透けて見える」など憤りの声が上がっている。  

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  • 小杉沙織の「NPO代表が見てきた若者支援の現状と闇、そして若者たちの叫びと本音」
  • 自身の壮絶な体験を元に10代の若者支援に長年携わってきたNPO代表の小杉沙織が、今ようやくネットで明るみになった支援団体の闇に対して、自身が見てきた体験を元にNPOや支援団体の椅子取りゲームなどの実情、そして実際に今の若者たちが抱える悩みや本音、心の叫びを赤裸々に発信し、また生きづらさを抱える若者たちの対応方法なども伝授するメルマガ。 活動を通じて少年院を出た少女を養子縁組し、その出会いの中で体験した貧困ビジネスの闇や、世の中から弱者と呼ばれる若者達を取り巻く環境などについても発信していきます。
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