メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

【渡辺勝幸4658号】主将たるもの、身と道を一体に

渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン  第4658号 令和5年6月16日(金)発行   発行部数 11,452 部 【主将たるもの、身と道を一体に】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【主将たるもの、身と道を一体に】 およそでいうならば、道はわが身の本尊であり、 わが身は道の伽藍、すなわち仏殿であって、道が安置されている場所であります。 どんな大伽藍があったとしても、 本尊が安置してなければ伽藍ということができず、 どんなに有難い本尊であっても、 これを水に流し火に投げこんでしまえば、 灰となり、泥に埋まってしまうだけであります。 それ故に本尊を守るには伽藍よりよいものはなく、 道を守るにはわが身よりよいものはありません。 道がわが身と離れるようなことになると申し訳ないのは、 あたかも本尊と伽藍との関係に似ています。 しかしくわしく論ずるならば、以上の問題に止まらず、 この身がもし道を離れたならば、耳・目・手・足は少しも役に立たなくなり、 その動作すべて道理にそむき、 これを君子から見るならば、その様子は少しも狂人と違いがないのです。 ですからもしこのような人間を登用して一国の政治を執らせたり、 全天下の政治を執らせたりするならば、 一国・全天下みなそれに化せられて、 狂国・狂天下で外国の外道・邪魔の侵攻を防ごうとするならば、 これはまことに危険なことである。 それ故に人々は、道がその身から離れぬように、 狂人とならぬように心掛けなければなりません。 さらにこのことを守城の問題にあてはめて考えるならば、 主将たるものが道から離れてしまうと、将吏も士卒も、堅固な城や堀も、 兵器や食料も、すべて役に立たないのです。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
  • 【仙台発!】政治家であり起業家である渡辺勝幸の日刊メルマガ。9年以上、3,500日以上連続でメルマガを書いています。政治経済の裏事情、起業家、経営者向けのおトク最新情報を、独自の視点と素早く貴重な情報で、意識の高い経営者、ビジネスパーソンに毎日お届け。1通20円ですが、得られる情報はメディアにないものとなります。失業、起業、震災、選挙落選、そして当選とここ数年波乱万丈な人生を送っている筆者が、東北の真の復興のための活動報告も。著者は宮城県議会議員(仙台市若林区)44歳。起業集団株式会社つくる仙台経営(起業支援、創業スクール事業)、東北大学大学院講師。
  • 660円 / 月(税込)
  • 日刊