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この状況下で大消費増税である「インボイス」導入に反対しない政治家には、「正義」のかけらをすら見いだすことができない。

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
 本年10月より、零細業者の消費税率を0%から10%に一気に大増税する「インボイス」制の導入がされる予定となっています。しかし、この不況状況で、零細業者に関わる国民を狙い撃ちした10%もの大消費増税に、「正義」があるはずがありません。そんな事を、先日、国会議員会館で開催された講演会で、お話しました。 その様子が、下記TikTok動画で配信されています。https://www.tiktok.com/@natsu__554/video/7241728701191310610  ここにその内容を改めて文章化したものを、ご紹介します。インボイスを我が国が本当に導入してしまうのか否かという問題は、結局は我が国政府に、そして我が国国会に、我が国家に「正義」があるか否かという問題そのものであると思います。 是非、ご一読下さい。 ・・・・・・・・・ こんにちの時点で100以上の国が減税しています。しかしそんなものは実に当たり前のことですよね。経済が具合悪くなって、しかも物価が高い、そんな状況で政府が物価を下げる一番簡単な方法っていうのは、消費税の減税です。そしたら価格が下がるわけですから物価高対策として極めてシンプルです。だから、普通の政府は、国民の利益を第一に考え、消費税減税をする。あたりまえです。 ところがですね、我が国政府はですね、国民の利益を第一に考えるということは、学者の観点から申し上げて、100万%ないようにしか見えません。 彼らは政府の名を借りた政府あらざるものだと僕は常に思う。

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