尾原、深津、けんすう対談「GPT生成AI、その先の未来」(後編)
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こんにちは!
今日の記事は、先日にやった尾原さん、深津さんとのAIについての対談記事です!
「日本バーチャル施策」が示す未来
尾原:AIによってマクロのインセンティブの流れを大きく変えることで、ゲームチェンジが起こります。日本にいながら外貨を獲得してくる「日本バーチャル政策」など、いくつかありそうですよね。
外貨獲得や次の成長領域を日本が先に持ってくる話は、既存のビジネスを殺す話ではありません。そこに関連したAI的な打ち手は、日本からするとウェルカムなはずですからね。
深津:そのはずですね。国内でゼロサム(ゲーム)をするから、AIが仕事を奪う話になる。
けんすう:「AIで外から仕事を持ってこよう」となったほうが、政治的にも難易度が低そうな気がしますね。
深津:そのような方向でプラスサム設計するほうが、きれいな気がします。世界で見れば、まだゼロサムですが、一度プラスサムの状態を作ったら、世界に対して付加価値を提供する議論が生まれると思います。
尾原:そのプラスサムを、今度は新興国とコラボレーションしながら進めたり、本来成長する領域をさらに加速させたり、そのようなマクロが動くと思います。
深津:そういったことができればいいと思いますね。
尾原:これだ。国会が解散するかもしれないから、これを施策として「けんすう新党」を作る。
深津:けんすうさん、「インターネッ党」とか作ってくださいよ。
けんすう:票が集まらなさそう......(笑)。
深津:今だったら、「フォートナイ党」とか作れば、(票が)集まるんじゃないですか?
尾原:確かにね。
けんすう:それはちょっとおもしろいですね(笑)。
尾原:真面目な話をすると、このような「バーチャル立国」は、いつできるんでしょうね?
深津:国土に資源がない国が、全力で突っ走って初めてできると思います。つまり、内戦で疲れた国や農作物が育たないところで、お金持ちが何人か組んで始める気がします。
尾原:確かにね。例えば、エストニアはロシアと欧州の間に位置していたから、国防上のバランスを取るためにサイバーセキュリティを高める必要があって、「デジタルビザ」を発行していました。
深津:エストニアはおもしろいけど、1つだけ「これをやったほうがいいんじゃないかな」と思ったことがあります。
エストニアは自分の国のためにサイバー立国していて、商品としては、していないですよね。
尾原:そうですね。確かにそうなんですよ。
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