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第294回「性の悩みって、まあ、あるけど」

メイド喫茶元オーナーが教えるサブカル恋愛塾
  • 2023/06/25
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「厨二病」っていう言葉は、タレントの伊集院光さんが、 ラジオの番組の中で命名したものなんだそうです。 厨二病というのは思春期の中で、自分だけが特別な存在の ように思い込んだりして、その反面、全然大人になる自信が 持てなくて、不安定な精神状態になる、自意識過剰な精神状態の ことを指すんですよね。 自意識過剰とは一体どういうことか? それは、「恥ずかしいと思う心」「恥ずかしいことを回避したい と思う心」のことです。 思春期の頃というのは、心身が成長して、子供の身体と心から 大人の身体と心に変わっていくという過程のころのことです。 身体的にいうと、男子は性器であるペニスが大きくなり、 女子は初潮が始まり、おっぱいやお尻が大きくなり、 ともに性器付近に毛が生えてくる、という変化が出てきます。 で、ここで問題になるのは、その成長の速度が人によって違う、 ということなのです。 つまり、早く成長変化する人と成長変化が遅い人がいる、 ということ。 早い人は早い人なりに、遅い人は遅い人なりに、 羞恥心を持ったりすることになるのです。 よく男子の場合は、亀頭の部分に皮が被っている、つまり、 包茎状態であることが羞恥心の原因になったりして、 それが元で女性とうまく付き合えなかったりするのですが、 海外のセックス動画などを見ていると、男性器それ自体は 巨大なのに、皮を被った状態である、つまり包茎のペニスを 持った男性が、女性と激しくセックスをしている、 なんていう動画もあったりして、包茎って、 それほど悩むものでないんじゃないか、 とか思うのですが、これを気にする人というのは 結構いるみたいですよね。また、包茎ではなくても、 ペニスの大きさを気にする人もいます。 「自分のペニスは小さいんじゃないか、セックスの時、 女性に笑われるんじゃないか」 というようなこと。男子には、こういう「巨根崇拝」みたいな ことがあり、自分のペニスのサイズをものすごく気にする人が いるのです。特に、思春期には。 まあ、性器周りの問題に限らず、恋愛感情というものは、 そもそも持ってはいけないものである、だから、それを 表に出してはいけないものなのである。というような感覚が、 日本の世の中にはあるもので、それは、前時代的な 個人の恋愛感情否定、親が決めた見合い結婚肯定の仕組みと 相まって、恋愛感情を、不埒なもの、恥ずかしいもの、 と決め付ける風潮がまだ残っているんじゃないか、とか 思われるのです。 まあ、生理的、本能的な要因もあるんですよね。 つまり性交中というのはオスもメスも無防備になりますからね、 それで、隠れてやりたくなる、ということがありますからね、 性行為やその前の段階のキスだのハグだのというのは、 人前ではやるものじゃない、そういうのは、密室で、 当事者同士でやるものである。という。

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