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週刊金融日記 第579号 広末涼子のラブレターを流出させた犯人と鳥羽シェフがこれから壮絶なモテ期に突入する件

藤沢数希メールマガジン「週刊金融日記」
// 週刊金融日記 // 2023年6月19日 第579号 // 広末涼子のラブレターを流出させた犯人と鳥羽シェフがこれから壮絶なモテ期に突入する件 // 緩和維持で対ユーロ15年ぶり最安値と日本株暴騰 // 有楽町高架沿いの謎の居酒屋がふつうに美味しかった件 // 退職勧奨を受けた際の対応について // 他  こんにちは。藤沢数希です。  僕が一番見ている市場はアメリカの市場です。世界経済の中心ですからね。カレンダーを見ると、本日はアメリカは休場のようで、Juneteenthという祝日らしいです。見慣れない祝日で何かと思ったら、奴隷解放記念日ということです。  簡単に解説すると、1861年に奴隷制度を巡ってアメリカで南北戦争(American Civil War)が勃発し、1863年にはリンカーン大統領が奴隷解放宣言(Emancipation Proclamation)に署名するのですが、その後も戦争は完全に終わらず、いろいろ大変だったらしいのですが、最後に奴隷解放宣言が届いたのが1865年6月19日のテキサス州で、これが本当の奴隷解放日になったようです。この6月(June)と19日(Nineteenth)を組み合わせて"Juneteenth"と呼ばれるようになりました。この日をバイデン大統領が正式に連邦の祝日にしました。Juneteenthを祝って、アメリカ各地でさまざまなフェスティバルが開催されていました。  歴史の話は複雑で難しいので、興味のある人は以下のリンクを読みましょう。 ●6月19日は米国の新しい祝日「ジューンティーンス」 https://forbesjapan.com/articles/detail/63308 ●History of Juneteenth and why it's important https://www.youtube.com/watch?v=8mH0zi-hLVU  アメリカはJuneteenthを祝っていたわけですが、偶然にもシアトルでは、夫婦で日本料理店を営む韓国人の妊娠中の奥さんが、アジア系に対するヘイトクライムかどうかは不明ですが、面識のない黒人男性に銃で撃ち殺されました。このような事件は、アメリカではそれほど珍しくないため、大きなニュースにはなりませんが、アメリカ社会の複雑な問題を浮き彫りにします。  被害者の方のご冥福をお祈りします。 ●Pregnant woman fatally shot in Belltown was restaurant owner Eina Kwon https://www.seattletimes.com/seattle-news/law-justice/eina-kwon-pregnant-seattle-restaurant-owner-killed-in-belltown-shooting/ ●米銃乱射事件で韓国系妊婦と新生児が死亡…哀悼続く https://japanese.joins.com/JArticle/305613  今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。 - 広末のラブレターが流出したのは鳥羽が男友達に自慢していたからでは - Microsoft株買ってよかったです - 原発が再稼働すれば日本の電力株には上げ材料ですか - 最近GoogleやAmazonの日本支社もレイオフしているようですが退職勧奨を受けた際どう対応すればいいでしょうか  それでは今週もよろしくお願いします。 1.広末涼子のラブレターを流出させた犯人と鳥羽シェフがこれから壮絶なモテ期に突入する件  基本的に僕のメルマガ読者は知的な人たちがほとんどであり、芸能人の不倫報道などにはあまり関心がありません。なぜならそれは個人の問題だからです。僕ももちろん関心がないので、最初は特に注目せずに、Twitterに流れてくる週刊誌の記事やそれについての感想などを適当に流していました。しかし、この平成のアイドルの広末涼子氏とフレンチの革命児である鳥羽シェフとの逢瀬には、非常に大きな学びもあると感じてきました。広末涼子さんが書いたとされる自筆のラブレターは大変に格調が高く、とても情感豊かに彼女の切ない気持ちが表現されています。それは文学的な価値があるもので、これから何十年も読み継がれていく恋文になると思いました。 ●「こんな風にひとを好きになったのは初めて」広末涼子が赤裸々に綴った鳥羽周作シェフへの“直筆W不倫ラブレター” https://bunshun.jp/articles/-/63572 ★当初は単なる芸能人の不倫騒動だと思って受け流していたのですが、さまざまな情報があとから出てきて、素晴らしい恋愛工学の教材であることがわかってきました。 https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1668908255073165313  今週号では、まずは恋愛工学的な重要なポイントを解説します。そして、この自筆のラブレターの意味を考えます。最後に、誰がいったいこうした極めて私的な恋文を流出させたのか、その犯人像について迫っていきたいと思います。  まずは読者の方の投稿を紹介します。 ============================= - 広末のラブレターが流出したのは鳥羽が男友達に自慢していたからでは

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