最近は、とくにディズニーやピクサーの映画なんかでこういう「ローカライ
ズ」されているものを目にすることも増え、それはそれで若年層の理解を助
けるという意味はあるのかもしれませんが、いや、どうかなあ、自分が子供
のときは字幕しかないものは「そういうもの」として、読めない漢字を親に
あとで聞いたりした覚えはありますが、しかしそういう「ローカライズ」が
一般化してきたということは確実にあると思います。しかしタランティーノ
の映画のように、タイトルや章の題名がデザインされているものについて、
そのデザインを踏襲して似た印象の文字列にするわけでもなく、単に字幕と
同じ字に置き換えてしまうのはぼくは反対です。なぜって、そのデザインが
醸し出す雰囲気というものが映画の印象と密接に結びついているからです。
なお、フォントの権利の問題ということは基本的にないはずです。それはタ
イトルを作る時点でクリアしているはずで、それはフォント自体の権利条項
にもよりますが、通常、映画の場合は公開規模や予算との兼ね合いで金額が
決まり、それを支払っていると思われるからです。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)