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インボイス制度の導入によって財務省が国民から吸い上げる税金が増える。それをあらゆる国民が負担する…しかしそれを知る国民はほぼ皆無である。

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
 インボイスについて、某メディアからインタビューを受けました。その際に用意した当方の回答、如何にご紹介差し上げます。インボイスの内容を正確に知る国民は(政治家、経済学者は言うに及ばず、税理士さん達も含めて!)、事実上ほぼ「皆無」なのですが…せめて本メルマガの読者の皆様だけでも、しっかりとご理解いただきたく、下記にご紹介差し上げます。  長い回答となりましたので、二回にわけてご紹介します。まずその前半となります下記、是非、ご一読下さい。 ・まずインボイス制度が導入された場合、どのようなデメリットが想定されますか?デメリットとしては廃業する人の増加、価格転嫁による物価上昇、経理業務の煩雑化などが想定されますが、具体的にお聞かせください。 一言で言うと、今まで消費税を納税していなかった全ての(売り上げ1000万円以下の)零細業者の「粗利」(=総売上から仕入れ費用を差し引いた額)の9.1%(=1/11)に相当する金額を、誰かが負担しなければならなくなる、というものです。負担者は以下の三種類です。 1)零細業者

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