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財務省は「零細業者は消費税をネコババしてない」事を知っているのにあえて説明せず、インボイス導入を目指しています。

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
 インボイスについて、某メディアから受けたインタビューでの回答についての後編。昨日申し上げましたように、インボイスの内容を正確に知る国民は(政治家、経済学者は言うに及ばず、税理士さん達も含めて!)、事実上ほぼ「皆無」。ついてはせめて本メルマガの読者の皆様だけでも、しっかりとご理解いただきたく、下記にその記事の後編、ご紹介差し上げます。 ・インボイス制度に反対の声を上げる業界団体や個人は昨年よりも増加しました。こういった世間の声に対して、国税庁や政府はどのように対応しているのですか?キチンとした説明責任は果たしている、と言えるのでしょうか? 何ら説明していません。国会で厳しく追及されたときも、 「消費税は預かり金的な税金です」 という誤魔化し答弁を続けており、 「消費税は預かり金ではない」 とは断定しないという欺瞞を続けています。 (以下は、この記事で追加した内容で、インタビューではお話しなかった内容ですw) 国会の役人の答弁聞いてると、ホンットに腹が立ちますね。 彼らはさすがにインボイスの内容を正確に理解しているのです。 しかしそれを国民に説明しようとはしないのです。 説明せず、あえて「預かり金」だという誤解を生み出し、それを通して、零細業者の方々が免税になっている状況を「こいつら、俺たちが払った消費税をネコババしてポッケナイナイしてやがる!!!」という(消費者側の)誤解を放置し、拡大させ、それを通して、インボイスの導入圧力を高めようとしているのです。 まさに詐欺師。

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