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 皆様こんにちは。  No.6について御話いたしております。  なんのことやらサッパリわからない、と言われる方も多いのかもしれませんですが、丁寧に御説明して参るつもりです。よろしく御願いいたします。  前回も触れましたが、No.のランキングは工場の総合的ランク付けに使われ、かつ工場の給与水準の基準ともなるシステムですので、ある意味、工場で働く人たち、職人さんたちにとってのプライドとも言えるのです。  そう言えば確かに欧州貴族、軍人さんたちにとっての軍服、紳士服などと今日におきましても呼ばれております普段着、御洒落着は彼らの歴史的伝統ではあるのですが、アメリカ合州国という一見新しいですが、実は古代ローマの再生国家におきましては一つ大きな、大きな変革と言いますか、合理主義、モダニズムといった思想、主義が19世紀後半から台頭してきたのですね。  それまでの時代、中世から近世、近代へと歴史が歩んで来る間、紳士服の作製におきましては親方と呼ばれるテーラーのリーダー格がおりまして、

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  • ケン青木のニューヨーク流、世界に通じる男の服装・演出術
  • 皆様初めまして、ケン青木です。ニューヨークで紳士服の仕事を始めて26年。世界に通じる紳士服について御一緒に勉強を深めて行きましょう。着物に決まり事が沢山あります様に、西洋の伝統的紳士服にも決まり事はあり、それらを正しく知る、即ち彼らの価値観を正しく理解することなのです。多くはビジネスの相手、他者へ敬意を表すものです。20代半ばを過ぎましたら、自分ではなく他人のため、礼節として御自身の身支度を整えることに是非御心掛けいただければ、と。そのための重要ポイントについて、ファッション・流行とは別の角度からお話して参ります。
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