日刊　大石英司の代替空港

日刊　大石英司の代替空港 ▲▽あの人々に関して▽▲ 　新刊のお知らせ。すでに全国に届いています。 　私は作品に関して、伏線の回収は怠らない主義なのですが、今回わざと、いろ いろ説明しなかったものがあります。 　とはいえ、読者の皆様が気になるだろうれいの件に関してだけは、週明けにで も触れる予定だったのですが、まったく、男の子ったらせっかちなんだから……。 　まず、あの人ですが、今はアスペンで隠居生活を送っています。作中で、「ア スペンの騒動」というのが出て来ますが、これは何かと言うと、実は読みモバ用 に書いていた短編があります。百枚くらいの予定で書き始めたのですが、忙しく なって途中で投げ出した。 　そこで、実はあの爺さんと原田さんは出会ったことになっている。突然、知ら ん人の山荘に原田さんが逃げ込んだら、若かりし日の司馬さんの写真が飾ってあ ってびっくりする。 　ただし、司馬さんとれいの人の出会いに関する物語を書いたことはありません。 単に、彼女のナイフ・コンバットの師匠が誰だったのか、ここで明らかにされた というだけのお話です。機会があれば考えましょう。 　そして、今回イニシャルだけ明らかになったサヴァン症候群のあの人です。40 年前、今日あるを想定していたか？　当たり前です！　私はプロです。あれを書 いていた24歳のあの日、いずれあのシリーズは、その娘に引き継がせるつもりで した。彼女がサヴァンであるということも、当時すでに匂わせてあります。車い すに乗って国家と世界を救う彼女の物語を書くつもりでした。だいぶ遅くになり ましたが、彼女は、次のシリーズで本名を明かして大活躍します。 　あと、あのドラマは見た人はここでも限られるだろうけれど、スタトレVOYの ファンなら、最後にニヤリｗとできます。 ＊　褐色の小便の件、昨日は朝から本降りで、気温は前日より15度くらい下がりました。 　色はほぼ正常化しました。現状の認識としては、夏山で起こる現象に似ている かもと思っています。やたらと汗を掻くのに、水分補給のチャンスもなければ、