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【Vol.354】「エジプト紀行」(7)

NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明
7/19/2023 Vol.354 「エジプト紀行」(7) カイロから飛行機で6時間、モロッコの最大都市、商業の中心、カサブランカに到着です。正直、このあたりは記憶があまりなく、、この時点で2ヶ月前から、世界中を移動、移動、移動で、今、自分がどこにいて、何時なのかもあまり気に留めてなかったように思えます。 なにより、まずカサブランカに仕事が入った。ついでにお隣のエジプトに家族を連れて遅めの正月旅行に行こう。それが今回の旅の基本コンセプト。 世界地図で見たら、ま隣だったから。それがまず、バカ。飛行機で6時間は、東京ーパプア・ニューギニアの距離。東京行くついでに、バリ島行ってくるわ、っていうバカはいない(7時間)。北海道ー沖縄間の飛行時間が、今調べたら3時間40分。旅慣れているつもりが、ひどい凡ミスです。 だとしてカサブランカ、は、実はさっきまで滞在したエジプト以上に思い入れがあり、行ってみたい街ではありました。ニューヨークにいても、カサブランカの為だけにでも、飛んでもいいと思っていた街。アフリカ大陸にきたからには、真っ先に行きたい場所ではありました。 なぜ、カサブランカなのか。モロッコまで来たのに、首都ラバトでもなく、観光都市としてあまりに有名なマラケシュでもなくカサブランカに行きたいと思い、来たのか。 オールタイムで、全世界歴史上、もっとも有名な映画はなんだろう。世代によると思います。いまなら「アベンジャーズ」と答える人もいるかもしれないし、もうちょい上の世代なら「タイタニック」。「スターウォーズ」や「ロード・オブ・リングス」という人も少なくないかもしれない。でも、大概は「ゴッドファーザー」か「市民ケーン」を挙げる人が世界では多い。でも、イギリスやアメリカの映画雑誌で、最も有名な映画作品は「カサブランカ」がだいたい1位になります。僕以下の世代の日本人では知っている人間は意外に少ない。知らない人でも、映画のワンカットをポスターなりで見た人は多いと思う。モノクロで、トレンチコートを着た男性と美しい女性のキスシーンは、なんとなく、西洋の大人の恋愛描写の代表。 映画「カサブランカ」は、主演・ハンフリー・ボガード、イングリット・バーグマンの1942年度のアメリカ映画。 あらすじをネットから拝借してそのままコピペすると、、、

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  • 全米発刊の邦字新聞「WEEKLY Biz」の発行人、高橋克明です。新聞紙面上や、「アメリカ部門」「マスコミ部門」でランキング1位になったブログでは伝えきれないニューヨークの最新事情、ハリウッドスターとのインタビューの裏側など、“ イマ”のアメリカをお伝えします。
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