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国際戦略コラム NO.p0772 ???
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/ ???
2023.06.26 ???
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ウ軍は苦戦で、ロシアはクーデター
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ウ軍はドネツク州西部、ザポリージャ州で、本格的な攻撃をしてい
るが前進ができず苦戦している。一方、ロシアは、クーデターの季
節になっている。この現状と今後の検討をしよう。 津田より
0.米国と世界の状況
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NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、
2022年1月4日に36,799ドルと最高値更新となり、2022年10月10日は
29,202ドルで2022年年初来安値となり、2023年6月16日は34,299ドル
で、20日は245ドル安の34,053ドル、21日は102ドル安の33,951ドル
、22日は4ドル安の33,946ドル、23日は219ドル安の33,727ドル。
先週、株価は大幅な下落で、週間ベースでは3月以来の大幅安となっ
た。インフレ抑制のために各国・地域中央銀行が追加利上げを余儀
なくされるとの懸念が強まった。一方、過剰な引き締めが急激な景
気下降を引き起こすとの見方から国債相場は上昇した。
22日のパウエルFRB議長の議会証言でも、後2回の利上げを主張した
が、市場は利上げはできないとみているので、パウエル議長の発言
を重要視していないで、株価は少し下げただけであった。
しかし、その後に英国の0.5%利上げ、スイスの0.25%利上げ、トル
コの6.5%利上げと続いた。とうとう、金融緩和を行うのは日本と中
国しかない状態であるし、マイナス金利なのは日本しかない。
しかし、今のところ、米景気指標も悪くない。イエレン米財務長官
も、米経済がリセッション(景気後退)に陥るリスクが低下してい
るとの認識を示し、個人消費の減速がインフレ抑制に必要であると
いう。個人消費を押さえるためには利上げが必要ということのよう
である。
そして、株価は7銘柄だけの上昇で、ここまで上げてきたが、上値の
重い状態になってきたようだ。世界的な金利の上昇で、景気動向が
気になり始める段階だ。
特に商業用不動産価格の下落、賃貸価格の下落などで、リスクが高
まっている。
1.日本の状況
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日経平均株価は、コロナで2020年3月19日に16,358円まで下げ、2021
年9月14日に30,670円で31年ぶりの高値になり、2022年3月9日は
24,717円の底値になり、2023年6月16日は33,706円で、19日は335円
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