第274回　上昇するビットコイン、今後どうなるのか？AI画像生成ツールとブロックチェーン　その1

…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第274回　上昇するビットコイン、今後どうなるのか？AI画像生成ツールとブロックチェーン　その1 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 今回もテレグラムなどのSNSで個人投資家が集まるチャンネルで分析された、先週から今週にかけてのトレンドを紹介する。また注目されている動きも紹介する。 次にメインテーマとして、AIを使った画像生成ツールでブロックチェーンを導入したプロジェクトを紹介する。今回はその1である。 ▼上昇するビットコイン ビットコインは明らかに上昇基調にある。過去1カ月で15.67％の上昇だ。6月26日現在で437万円である。前回の記事で紹介したChatGPT4による相場予測を越えている。これだけの早い上昇は、テレグラムの多くの個人投資家の相場予測も上回っている。 これは、暗号通貨に対する投資家の関心が再燃していることを示している。ビットコインや他の暗号通貨は、その価格が大きく変動することで知られているが、この高値はビットコインの強さを示している。この高値は、投資家がビットコインに対する信頼を取り戻していることを示しているとも解釈できるだろう。 この上昇をけん引したのは、新たに3社がビットコイン現物ETF（上場投資信託）を申請したことが一因とされている。これらの企業は過去に米証券取引委員会（SEC）に却下されており、再度チャレンジしている。ETFは、ビットコインを直接保有せずにビットコインの価格動向に投資することを可能にする金融商品だ。これにより、ビットコインへのアクセスが容易になり、その結果、ビットコインの需要が増加し、価格が上昇したのだ。そうした中でも特に注目された動きを紹介する。 1）ブラックロックのビットコインETF申請 世界最大の資産運用会社であるブラックロックがビットコインスポット（現物）ETFの承認を申請した。これはビットコイン市場にとって大きなニュースで、承認されれば、より多くの投資家がビットコインに投資する機会を得ることができる。これにより、ビットコインへの投資が増え、その結果、ビットコインの価格が上昇する可能性がある。 2）米証券取引委員会（SEC）がビットコイン先物ETFを承認 米証券取引委員会（SEC）は、初のレバレッジ型ビットコイン（BTC）先物ETFを承認した。これは、投資家がビットコインの価格変動に対してレバレッジ（借入金）を使用して投資できるようにするものだ。 ●多くなっている楽観的な予測 そうした状況で、やはり非常に楽観的な予測がテレグラムでは注目されている。さまざまな予測を総合すると、次のようになる。予測には定評のある「AMBCrypto」などのサイトなどが情報の出所だ。ビットコインの相場予測だ。 2023年6月28日 $28,215.27から$32,462.73の範囲で、平均価格はおよそ$30,339.00と予想。