今年10月に導入予定されているインボイス制度。先日、税理士業界の方と相談したところ、かつては税理士会として「反対」してたけど、今やもう、その「反対」を取り下げたとのこと。まぁ、何とかなるだろうと税理士さん達は皆、楽観してるそうです。
が、それは大きな間違い。税理士さん達の事務量が膨大に増えて「ブラック業種化」してしまう一方、そのための「正当な報酬」をもらうことができなくなることは必至。それどころかインボイスの事務に対応できない「顧客」が、税理士への依頼を辞めてしまい、かえって収入が経るという踏んだり蹴ったりの状況になることは間違いありません。
そもそもインボイス制度が導入されれば、もしも杓子定規にその制度に対応しようとすれば、税理士さん達は、
1)顧客がもってきた領収書の一枚一枚にインボイス番号が付いているかどうかを確認し、
2)その領収書一枚一枚について、「金額」のみでなく「インボイス番号」を入力したデータベース(エクセル表)をつくり
3)一つ一つのインボイス番号に間違いが無いかどうかを逐一確認する
という作業が必要になります。
これまでこの3つの作業は一つも必要なかったのですが、これからはそれが必要となるのです。
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