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第138号後編「自己評価の低い性格の直し方」

久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」
久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」 授業や講演では話せないこと。連載やSNSでは書けないこと 毎月第1-4 火曜日発行 vol.138 2023/06/20発行 *========*========*=======*=======* 3.大人の放課後相談室 Q:自己評価の低い性格の直し方 自分は何事においても自己評価が低いのが悩みです。 周りからはもっと自信を持つべきだと言われますが、ついつい「自分なんて」と思ってしまいます。 特に仕事についてまるで自信がなく、毎日同僚たちに迷惑かけていると心苦しく働いています。どうしたら仕事に自信が持てるでしょうか? (東京都/32歳/男性) A 誰でもやればできる簡単なことを続けて、自分をほめてあげる。師匠を見つけてマネして、ほめられる体験をする。その上で目立てる勝てる土俵に立つ。 正直に言えば、今でも私には自信がないことがたくさんあります。 逆に、歳を重ねて、人を見る眼が肥えてきた分だけ、自分の至らなさに気づいたり、嫌になったりすることも増えてきました。 ですから、まず申し上げたいのは、自信が無いのはご自身だけではないということです。人から見れば自信満々に見える人でも、否、むしろそんな人ほど、心の内には人に言えない不安を抱えているものなのです。 ですから、自分だけが自信を持てないと決めつけるのは、まずやめましょう。 目指すべき姿は、いつでも自信に満ち溢れた人ではありません。そんな人はいませんし、もしいたとしたら自己客観化能力が低い人でしょう。 人生は、あざなえる縄のごとく、成功と失敗を繰り返すものなのです。その中で、自信を得たり、不安を抱えたりしながら、それでも前に少しずつ歩んでいく生き方を私は目指しています。 ■自信を得る方法1 簡単なことを生涯続ける習慣にする とは言え、私にも自信があることが少しはあります。 それは決して特別なことではありません。むしろ簡単なことの繰り返し、長く地道に努力を続けてきた「当たり前のこと」ばかりです。 私が学生向けに講義や著書で推奨している「すぐやる技術」「やり抜く技術」「認められる技術」の中身は、誰でもやろうと思えばできることばかりです。 例えば、「誰にでも笑顔で元気よくあいさつをすること」です。 しかし、そんな簡単なことでも「すぐやる人」は限られます。さらに、すぐやったとしても、脳が発火して自動的にできるようになる3年、さらには一流になれる10年まで、地道に「やり抜く人」は、もっと少ないのです。

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  • 21世紀の世界は驚きに満ちています。 海外はロンドンの片田舎から、シンガポールの怪しいマーケットまで。国内は美術館・コンサート・グルメ天国の東京から、ツアーガイドに載らない日本の秘境まで。DEEPな旅へと写真付きでご案内。 ネットはサブスク天国となり、古今東西のA級C級映画・アニメから伝説のライブまで、みんなで観たいものだらけ。経営者向けの講演や大学での授業、新聞連載やSNSでは紹介できないオモシロ怪しい超雑学的コンテンツをご紹介します。 大人のなんでも人生相談も毎週実施中ですのでお気軽にご相談を!
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