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元証券会社社長・澤田聖陽が教える「投資に勝つニュースの読み方」
Vol.179
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/ 2023年6月27日発行 /
◎目次
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ニュース解説
解説 プリゴジンの乱はなぜ起きたのか? 今後の影響について
・読者からのご質問の受付について
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解説 プリゴジンの乱はなぜ起きたのか? 今後の影響について
6/24、ロシアの民間軍事会社ワグネル・グループ(ワグネル)が南部ロストフ州にあるロシア軍の南部軍管区司令部を制圧し、首都モスクワに向けて北上した。
隣接するボロネジ州ではロシア軍とも交戦、何人か死者も出たようである。
これに対してプーチン大統領は「裏切り」と非難し、「厳正に対処する」と話した。
しかし結局24日夜になって、ワグネルの総帥プリゴジン氏は「流血を避けるために前進を中止した」と明らかにした。
親ロシアの隣国ベラルーシのルカシェンコ大統領が仲介し、プリコジン氏はベラルーシに移動、ワグネルの雇い兵は従来どおりロシア国防省と雇用契約を交わせると表明されている。
結局プリゴジン氏も武装蜂起に参加したワグネルの兵士も反乱罪に問われることもなく、プリゴジン氏はベラルーシに亡命させるという、造反者に甘い対応となった。
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