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貞子第二メルマガ:「AI祭り」が弾け始めたので、内外の株式市場は調整へアメリカの地銀危機で日本で大型バブルが巻き起こる?~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/06/27
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一部のエコノミストらは、「今回のスーパー・ハイテク・バブルの 崩壊」は、21世紀初頭の巨大ITバブル崩壊時や前回サブプライ ム崩壊時と同様に、アメリカ経済は深刻なリセッションに陥るだ ろうし、株価の下落局面も長く深くなるだろう、と予測していま す。 しかしながら、それは大きな間違い!!! 前回のITバブル崩壊過程では、崩壊が始まって1年後に「200 1年9月11日に同時多発テロが発生した」ことは、決して忘れ てはなりません。 不幸にも、前回のITバブル崩壊過程では、「9・11の同時多発 テロ(=アメリカ本土での内戦)」という「前代未聞の大惨事」が 巻き起きた結果、アメリカ経済は「泣きっ面に蜂」のダブルパンチ に見舞われていたのです。 もし仮りに、9・11の同時多発テロが起きていなかったならば、 当時のアメリカ経済はあれほどの深刻な景気後退には陥っておら ず、比較的浅い景気後退で済んでいたことでしょう。 「今回のスーパー・ハイテク・バブル崩壊」は、サブプライム・バ ブル崩壊時のような、過剰なレバレッジを伴った住宅バブルの崩 壊でもありません(きっぱり)。 それどころか、コロナ危機時に大量にばらまかれたヘリコプター マネーのおかげで、今現在のアメリカ国内の企業や家計の財務状 態は至って健全です!!!今現在の「可処分所得に占めるアメリ カ家計の債務返済の割合」は、なんとなんと9.5%と、ここ40 年来で最も低い割合にまで低下しています!!♪ かくして、「今回のスーパー・ハイテク・バブル崩壊」は、21世 紀初頭の巨大ITバブル崩壊時のように「テロとの戦いと言った内 戦」を伴っているものでもなく、ましてや、2007年~2009 年のサブプライム・バブル崩壊時のように過剰なレバレッジを伴 っているものでもありません。 今回のスーパー・ハイテク・バブル崩壊は、「ただ単にハイテク企 業に賭けていた、お調子者の投機筋が大損こいて、それで終わる」 という「単純な代物」なのです。 インフレさえなんとかうまく制御できるならば、 もちろん、この前置きの「インフレさえなんとかうまく制御でき るならば」はとても重要なのですが、 今回の「スーパー・ハイテク・バブルの崩壊」では、アメリカ経済 は景気後退に陥っても「比較的浅い景気後退」で済むでしょうし、 アメリカ株式市場が近いうちに「二番底」を打ったとしても、その 「二番底」は比較的浅いもので済むことでしょう。      ・・・・・・・・・・・・・・・・

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