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「現れた死神」人々はなぜ死に急ぐのか?幸せになる秘訣「意識化の法則」

サイキッカーマユリの「今、世界で何が起きているのか?」&「神々と宗教の真実」
現れた死神 人々はなぜ死に急ぐのか? こんにちは、マユリです。 昨日HNKで太平洋戦争の沖縄戦のドキュメンタリーをやっていました。沖縄戦では、もはや軍人と民間人の区別も曖昧で、大量虐殺の様相を帯びており、この戦争で島民の4分の1あるいは3分の1がなくなったともいわれています。 番組はアメリカの資料に基づきながら当時のアメリカ兵のインタビューを交えたもので、100歳近い高齢の元兵士が、ぼろぼろと涙を流しながら語っていたのが印象的でした。 そのなかでアメリカ兵が「彼らの価値観では理解を超えた事態に遭遇して、今でもその光景がトラウマになっている・・・」というアナウンスがありました。 ガマ(洞窟)のなかで、多くの年寄りや子供、女性といった民間人が自殺をしている光景です。日本風には自決といいますが、そういってしまうと「自ら死を決断する美しい行為」であるかのごとき言葉のマジックにはまってしまうので、ここでは本来の意味通り自殺とよびます。 マユリは、同じ事態を、日本人で生き残った方のインタビューで聞いたことがあります。正確な題名は忘れましたが、昔あるテレビ番組で「慶良間(けらま)玉砕」の生存者のインタビューを放映していました。 捕虜になるくらいなら、死を選べ! 当時の島民にとって、捕虜という選択肢はありませんでした。アメリカ軍の捕虜になれば、男は拷問、女は強姦と教えられていたのです。そして、いざという時の自殺のために、あらかじめ手榴弾が渡されていました。 インタビューの女性は、当時役場に勤めており、アメリカ軍上陸の知らせの後、同僚の女性と一緒に首を吊ろうと縄をもって森にはいっていったが死にきれず、村人が集まっている避難所にたどり着きます。 村人は話し合って集団自殺を敢行しますが、手榴弾で死ねるのは持っている本人とせいぜい周りの数人くらい、重傷を負った人は瀕死で苦しみます。残った多くの人はどうするかといえば、持参した剃刀で首を切って死ぬのです。 母親が子供を抱いて首をきり、そのあと自分で首を切って死ぬというやり方でした。そのようにして、家族が互いに動脈を切りあって果てていったそうです。 殺戮と自殺の島 慶良間 つまり、家族で殺しあったのです。これは自殺であると同時に殺人です。周りは血の海・・・まさに地獄の光景といえるでしょう。 「洞窟に入ると、ばらばらになった死体や、剃刀で自殺した女性や子供が散らばっていた・・」というアメリカ兵の証言とも話と一致します。 なんと恐ろしい光景でしょう・・・そりゃあ、アメリカ兵もトラウマになるでしょう・・・ 「本当に戦争って恐ろしいですね。二度と戦争をおこしてはなりません・・」と、ざっくりと流さないでくださいね。というのも、これは普通の戦争と違っているのです。 慶良間に関して言えば、死者数は、アメリカ軍に殺された人よりも、自決した人の方が多かったのです。沖縄本島に関してはどうだったのでしょうか。ご存じの方教えていただければありがたいです。 そう、問題はここなのです。通常の戦争では、敵に殺されて死にます。戦乱に伴う飢餓や疫病でなくなることもあったでしょう。けれども、太平洋戦争の異常さはー特に沖縄戦の異常さは、膨大な数の人々が自ら命を絶ったことー家族で殺し合い、自らも自殺していったことなのです。ここが、明らかに普通の戦争と違うのです。

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  • サイキッカーマユリの「今、世界で何が起きているのか?」&「神々と宗教の真実」
  • 世界情勢や日本でおきた事件について、サイキッカーマユリがリーディング、報道されない真実をお話しします。 あまり知られていませんが、神道や一部の仏教では、教義の根幹は秘密とされ部外者に明かすことはありません。本などに記されている事は、表向きに過ぎないのです。史書には書かれていない本当の事をお伝えします。日本古代史の真実についても語ります。 神々や宗教を知らずして世界を理解することはできません。スピリチュアルな貴方も、リアリストの貴方にもお勧めです。
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