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黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」
2023年06月29日号(第501号)
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みなさん、こんにちは。黄文雄です。
今週はメルマガ配信が1日遅れてしまい、楽しみにされている皆様には申し訳ありませんでした。
現在、中国では「愛国主義教育」の法制化を進めています。その背景には、中国社会の不安定さがありますが、同時に、これが日本国内の自虐史観をさらに加速させる可能性もあります。
今週はこのテーマについて分析しました。
その他、盛りだくさんの内容でお送りします。
1 今週のニュース分析
☆【中国】中国の愛国教育法制化で激化する反日と日本の自虐史観
☆【中国】若者の就職難で不安定化する中国社会
2 朝鮮半島を救った日韓併合 第14回
☆巨大水力発電所を建設した大恩人、野口遵
☆朝鮮半島の山々を甦らせた「山林緑化事業計画」
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1 今週のニュース分析
☆【中国】中国の愛国教育法制化で激化する反日と日本の自虐史観
◎中国「愛国教育」初の法制化へ…全人代常務委で審議始まる
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230627-OYT1T50036/
5月26日、全国人民代表大会(全人代)の常務委員会が開催され、愛国主義教育を推進する法案審議が始まりました。法案の具体的な中身は明らかになっていませんが、習近平思想の「中華民族の偉大な復興」や「中国の夢」を主題に教育内容が定められると説明されています。
報道によれば、中国中央テレビは、香港やマカオのみならず、台湾に対しても愛国主義教育に関する規定を設けると報じたそうですが、台湾で習近平思想を信じて遵奉する台湾人など、ほとんどいないことは明らかです。いかに荒唐無稽な内容であるかが伺えます。
中国は表向き、この愛国主義教育を「祖国統一と民族弾圧に重点を置く」ための法制定であると述べていますが、言うまでもなく、習近平政権の独裁体制を強化するためのものです。
ただ、なぜこの時期にあえて愛国主義教育を行うかといえば、中国経済が減速していることが大きく関係しているでしょう。ゼロコロナ政策の影響で、中国経済は厳しい状態が続いています。
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