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生成AIブームは本当なのか?

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2023/06/30
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生成AIブームは本当なのか? おはようございます。 梅雨の終わりなのでしょうね、大きな雨の予報が続いています。みなさんも、災害の可能性を視野にいれつつあることを頭の片隅にいれつつ行動してもらいたいな、と思います。たとえば、私は山奥に住んでいたことがありますので、雨のこわさというのは本当によくわかります。都会に住んでいる方は感覚がない、と思いますが、見たこともないような雨が3-4時間も続くと本当に怖くなるものです。川の氾濫や土砂崩れ、本当に起こるのではないか、という猜疑心が芽生えてくるほどです。くれぐれもご用心ください。 ■生成AIブーム マイクロンが業績予想を上方修正をした結果、ナスダックを中心とした株価が上伸しました。マイクロンというのは日本のエルピーダメモリを買収した企業でもあり、たしか生成AIも開発をしています。この流れに続けとばかりに、あのイーロンマスクもその前に生成AIを開発していることを宣伝をしています。 日本ではソフトバンクやNTTデータなどが開発に参戦。まるでバラ色のような未来が待っているかのような錯覚を覚えます。 忘れないでほしいのは、たとえば電気自動車。若い方は知らないかもしれませんが、私の20代のころは政府が旗振り役でEVなどの導入を促進しました。その後、電気代などの上昇によって頓挫しているのですが、結果はご覧の通り、いまだにガソリンカーの方が多いという現状です。30年たってもこの状況だ、ということです。 マイナンバーカードにしても同じ。最近、言うようになってきましたが、国民総背番号制度の創設定期は、大平内閣のとき。私が小学生のときだったと思います。あのときは、国民のほとんどが反対で、40年たった現在、ようやく導入されようとしています。ここに年金や保険証もつなげるとのことですが、年金など不正の温床でどうにもならなかった、消えた年金問題もあったわけで、いまさら入力ミスでの個人情報漏洩など予測しえたことだと、私は思います。問題は、マイナンバーカード、40年前はほとんどの人が反対だったのが、今やほとんどの賛成になっていることです。 このように世間の声などは、かんたんに変わる、ということであり、どうなるか、を見据えることが大事なことだと思います。個人的には、EVなどは携帯電話のようにすぐに普及するものだ、と考えていたのですが、30年たった現在でも一向に普及せず。世界中でEVの普及を騒いでいますが、本当なのだろうか? 本当に可能なのか、と疑いをもっています。 生成AIに関しても、人間より優秀なAI、人類には夢のようなことだ、と思いますが、シンギュラリティ?AIの知能が人間を超えるということ、は本当に起こるのか、ということです。これが2030年には来ると、一般的に言われていますが、私は懐疑的には考えています。人間の知能はみなさんが思っているよりも高度で、何億年もかけて進歩した私たちのコンピューターが20-30年程度で超えられる訳がない、と私は思っています。 コンピューターに関わってきた人たちからみれば夢のようなことでしょうが、私の関係のないピープルには案外、冷めた見方をしているのではないのかな、とは思います。

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