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本日スタート「irumo」は「サブブランド」と言われた方がスッキリする 石川 温の「スマホ業界新聞」Vol.522

石川温の「スマホ業界新聞」
-------------------------------------------------------------------------------------- 石川 温の「スマホ業界新聞」 2023/07/01(vol.522) -------------------------------------------------------------------------------------- 《目次》 1.NTTドコモ新料金プラン「irumoとeximo」、本日スタート ----irumoは「サブブランド」と言われた方がスッキリする 2. 日本郵政が楽天グループ株価低迷で850億円の特別損失 ----2024年に向けて三木谷会長の一発逆転はあり得るのか 3.NTTドコモがネットワークオペレーションセンターをメディアに公開 ----日本のネットワークに求められる高信頼と高品質 4.今週のリリース&ニュース 5.編集後記 -------------------------------------------------------------------------------------- 1.NTTドコモ新料金プラン「irumoとeximo」、本日スタート ----irumoは「サブブランド」と言われた方がスッキリする ------------------------------------------------------------------------------------------ NTTドコモの新料金プラン「irumo」「eximo」が本日7月1日よりスタートした。 自分も早速、朝からirumoサイトで手続きを行い、ahamoからirumoを契約してみた。今月はいまのところ海外出張の予定はないため、irumoにしておきつつ、海外出張のある月は、国際ローミングで20GB使えるahamoに変更するという運用をしていこうかと思っている。 実際にirumoを契約してみると、やはり「本当はサブブランドとして設計していたのでは」と、うがった見方をしたくなってくる。 irumoの契約はahamo同様、専用サイトから行う。しかし、eximoには専用サイトなど存在しない。 irumoはドコモオンラインショップでは契約できず、irumoサイトもしくはドコモショップでの対応となる。 ドコモオンラインショップではirumoのまま機種変更はできない。機種変更時には「eximo」に変更になるという謎の仕様だ。 現行の料金プランで機種変更を考えている人は、ドコモオンラインショップで料金プランを変更せずに端末を購入し、商品到着後にirumoサイトまたはドコモショップでirumoへの変更しなければならないとのことだ。 NTTドコモでは「3つの料金プランで応えていく」と宣言しているものの、なぜか、eximoがベースとなっており、irumoとは謎の壁が存在しているのだ。 これが「irumoはサブブランドとしてUQモバイルやワイモバイルと戦っていく」と宣言してくれれば、こちらもスッキリとするのだが、「3つの料金プラン」とくくられてしまうから、なんとなく首をかしげたくなるのだ。 ドコモの料金プランとしてくくったことで、 もったいないのが端末ラインナップを独自で揃えられなくなったという点だ。

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  • 日々、発信されるスマートフォン関連のニュース。アップル・iPhoneにまつわる噂話から、続々と登場するAndroidスマートフォンの新製品情報。ネットワーク障害やキャリアの新サービスなど、話題に事欠かないのがスマートフォン業界です。膨大なニュース記事があるなか、果たして、どの情報が重要で、今後を占う意味で重要になってくるのか。ケータイジャーナリスト・石川 温が独自の取材網を生かしたレポート記事を執筆。さらに業界のキーマンにもインタビュー取材を行い、スマートフォン業界の「今」を伝えます。スマートフォン業界人の「必読紙」を目指します。
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