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渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
第4671号 令和5年6月29日(木)発行
発行部数 11,451 部
【経営者にとって最も大事で難しい「値決め」】
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【経営者にとって最も大事で難しい「値決め」】
「値決めは経営」とは、
昨年亡くなった、京セラの創業者、稲盛和夫が言った言葉ですが、
価格決定はいつの時代も非常に難しいものです。
私たちはふだん消費者としての立場でものを見ることが多いわけですが、
消費者としての価格決定と、経営者としての価格決定はモノの見え方がまるで違います。
消費者は価格が低いものであればなおさら、
モノを購入して破産するということはめったにないわけですが、
経営者にとっては、その価格決定が会社の利益に直結するため、
生死を分ける決定となることがあります。
起業家にとっては、値決めに慣れていない経営者もおり、
高く決定したり安く決定したり、経営が不安定になる一要素でもあるでしょう。
そして大事なことは、経営者にとっては、
価格を安く決めることが必ずしも良いことではない、ということです。
消費者の側から見れば、モノの価格が安いことはうれしいことですが、
それがよいことであるとは限りません。
安い価格はすなわち「薄利」であり、
経営が不安定化し継続することができなくなる要素でもあるわけです。
価格決定の手法はいくつもありますので、
起業家の皆さんには様々な価格決定の手法を知っておいてほしいなと思います。
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【編集後記】
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