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【渡辺勝幸4672号】縁の近いものに手を抜くな

渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン   第4672号 令和5年6月30日(金)発行   発行部数 11,451 部 【縁の近いものに手を抜くな】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【縁の近いものに手を抜くな】 孟子の「已む可からざるに於て」云云、 やめてはならないのにやめるもの、 そのような人間は何をしてもやめてしまいます。 手厚くしなくてはならないのに手を抜くもの、 そのような人間は何をしても手を抜いてしまいます。 といっているのは、 『大学』の、「其の本乱れて」云云、 根本が乱れていて末端が治まるという例はありません。 縁の近いものに手を抜いていて、 縁の遠いものに手厚くするという例は、今まで無かった、 と言っているのと同じ意味であります。 ですから『大学』をもって本章の註解とすべきです。 孟子が「已む可からず」といっているものは、 『大学』にいう「本」であって、修身、身を修めることであり、 「厚くするところ」といっているものは、家のことであります。 それ故に、格物致知、誠意正心の工夫によってわが身を修めるということは、 人たるものの「本」であって、やめるわけにゆかないのです。 家を斉えて、その道を国を治め天下を平らかにする上に推し及ぼすことは、 縁の近い問題を先にし、次第に縁の遠いものに及ぼすことであります。 以上が『大学』全体の主旨であって、その外の聖経・賢伝、 すなわち儒教の諸典籍は、すべてその註釈なのです。

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  • 【仙台発!】政治家であり起業家である渡辺勝幸の日刊メルマガ。9年以上、3,500日以上連続でメルマガを書いています。政治経済の裏事情、起業家、経営者向けのおトク最新情報を、独自の視点と素早く貴重な情報で、意識の高い経営者、ビジネスパーソンに毎日お届け。1通20円ですが、得られる情報はメディアにないものとなります。失業、起業、震災、選挙落選、そして当選とここ数年波乱万丈な人生を送っている筆者が、東北の真の復興のための活動報告も。著者は宮城県議会議員(仙台市若林区)44歳。起業集団株式会社つくる仙台経営(起業支援、創業スクール事業)、東北大学大学院講師。
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