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第295回「日本はそもそも少年愛大国だったのです」

メイド喫茶元オーナーが教えるサブカル恋愛塾
  • 2023/07/09
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故ジャニー喜多川のスキャンダルが明るみに出て、 結構、いろいろなニュースに取り上げられている今日この頃です。 私は、ストレートな人間なので、男性とかには、 全く性的な興味はなく、この世が可愛い女子ばかりなら どんなに楽しいだろうか、なんてことを考えているもので、 ジャニー喜多川の性的趣味なんぞというものは、 全く理解ができないのですが、伝えられていることが 真実ならば、まあ、そういう趣味の人であったということですね。 そして、この事件の一番の問題は、ジャニー喜多川さんが、 芸能事務所のトップであるということで、無理やり、 少年たちに性的な行為を強いた、ということ。 そして、それを長年、芸能界全体、それを取り巻くマスコミや スポンサー企業たちまでもが看過して、許容していた ということ。これが一番の問題だったんですよね。 そもそも日本という国は、少年愛というか男色が、 結構盛んなお国柄だったんですよ。 男色といえば、世界的に見ると、タイという国が 男性が女性になる、つまりオカマになることに 抵抗がないというお国柄で有名ですけど、 日本という国も、文化的には同性愛文化が旺盛だった、 それも、お稚児さん、つまり、少年愛が盛んだったのです。 歌舞伎とかの伝統芸能も、まあ、江戸幕府が女子が人前で 踊ることを禁じたお陰で男性が女装をして踊るようになった、 となっていますが、そもそも男が女装することに、さほど抵抗が なかったんじゃないかな、と思われるのです。 歴史的に見ると、日本は、明治維新を迎えて、 明治政府(つまり、薩摩長州の連合政権))ができて、 それまでとは異なる武骨な田舎者国家が誕生したのです。 加えて、世界全体が領土や植民地を広げる帝国主義競争を 繰り広げている時代で、それに呼応して日本も軍国主義、 つまり、女装とか同性愛とか軟弱なことを言ってないで 軍隊を強くして、領土の拡大とか植民地の獲得を目指す、 という、まあ、俗に言う、男国家化していったのです。 まあ、その帝国主義的男中心社会も、太平洋戦争で、 アメリカに敗戦して叩き潰されてしまった訳ですけどね、 でも、なんか、周囲を見渡してみると、日本には、 まだ、その名残が残っているのかもしれません。 そもそも日本は、少年愛国家だったんですよ。 もちろん、ジャニー喜多川さんを過剰に弁護する訳じゃ ありませんけどね、問題の本質は、その「少年愛」という 性癖ではなく、芸能界の権力者という立場を使って、 所属タレントに性行為を強制した、 というところにあるんじゃないかな、 などと思うのです。その対象が少年なのか少女なのか、とか、 それは関係ない。人間が人間を支配する、というような 芸能界自体が長年培ってきた歪んだ関係が問題なのだ、 と僕は思うんですけどねえ。 そんな世の中は是正していかなくちゃならんのではないかな? でも多分、このスキャンダルは、また、とんちんかんな方向に 進んでいってしまうんだろうなあ。とか思っちゃって。

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