メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

貞子第二メルマガ: アメリカの長期金利は遅かれ早かれ上昇してゆき、「AI祭り」も弾けるだろう。~代わって、この秋日本では大型バブルが始まる~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/07/04
    • シェアする
ダドリー元NY連銀総裁が、7月7日のアメリカの6月の雇用統 計の発表を前にして、爆弾発言をしています。 ダドリー氏は、「アメリカ国内の実質中立金利が1.00%あたり まで上昇している可能性が高く、控えめに見てもアメリカの長期 金利は今後は4.5%まで上昇してゆくだろう」と、警鐘を鳴ら しています。 兼ねてからお伝えしておりますように、遅かれ早かれ日本を除く 先進国経済では、「高めのインフレ&高めの金利」時代が到来、ス タグフレーションとは言わないまでも、スタグフレーションっぽ い経済が始まる可能性が高いです。 この夏遅かれ早かれアメリカ国内の長期金利は上昇、遅かれ早か れアメリカの「AI祭り」は弾けてゆくことでしょう。 この「AI祭り」の終焉は日本株式市場にもある程度は波及するこ とでしょう。 さて、コロナ危機後、日本では大型バブルは巻き起るでしょう。   振り返ると、1980年代半ば、アメリカ国内では商業用不動産 バブルが弾けました。アメリカ国内の地銀たちは、この「商業用不 動産バブルの崩壊」で経営危機に陥りますが、当時のアメリカの レーガン政権は、「貯蓄銀行たち(当時は地銀のことを貯蓄銀行と 呼んでいた!!!)の不良債権処理」を怠り、先送りします。 代わって、その直後の1980年代半ばから、日本では大型バブ ルが巻き起こりました。 1980年代半ばは、国内のバブル崩壊でアメリカ国内の投資銀 行たちはアメリカ国内ではこれと言った優良な投資先がなかなか 見つけられずにいたのです。そこで、投資銀行たちは、国家ぐるみ で手っ取り早く稼ごうと、日本国内で大型バブルを巻き起こした のです。これだと、まるで「国家ぐるみの陰謀論」のような話に なってしまいますが、やはりあれは「国家ぐるみの陰謀」だった のです。 それを証拠に、日本国内の大型バブルが弾けると、レーガン政権 に続くブッシュ・パパ政権は「これ以上の不良債権処理の先送り は無理だ」と諦めて、1991年には貯蓄銀行の不良債権処理に 乗り出します。 時代は巡りリ巡って、まさしく同じ事が今起ろうとしています。 日本株式市場のバブルはまだ前哨戦で、まだ「ブームの始まり」 でしかありません。しかも、今の日本は円安なので日本株式市場 も日本国内不動産も外人から見たら今尚バーゲンセール状態です。     

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 「マクロ金融・資産形成 de あそぼ♪」の筆者:藤井まり子が、金融資産3,000万円以上の読者に向けて送る「富裕層向けの資産形成のプレミアム・レポート」。 第一メルマガ「~de あそぼ♪~」が、「結論と要約だけ知りたいし、具体的に何をしたらよいの教えてほしい」と熱望しておられる愛読者様に、是非ともお勧めです。 この第二プレミアム・メルマガの購読者の方々は、ゴールド会員として、よりきめ細やかなアドバイスも、常時双方向で無料提供します♪ 年金不安なんか、ぶっ飛ばしましょう♪
  • 27,500円 / 月(税込)
  • 毎月 第1金曜日・第2金曜日・第3金曜日・第4金曜日(祝祭日・年末年始を除く)