経済の脆さが習近平戦略のネックに
先月18日に米国のブリンケン国務長官が中国を訪問。その際、李強首相ばかりか習近平国家主席とも面談する異例の対応となりました。米国はここで中国への経済協力を約することで、中国の政治外交戦略に釘を刺したと言われます。中国の経済面での脆さが相手国にとっては交渉カードになり、中国は政治外交戦略で妥協を余儀なくされ、台湾併合はかなり遠のいた感があります。
「改正反スパイ法施行」
そんな中で中国習近平政権は、反スパイ法を改正し、7月1日に施行しました。この改正で、新たに中国国家の利益と安全にかかわる情報を窃取する行為が対象に加えられました。しかもこれはかなり恣意的な運用の余地があるだけに、関係各国は警戒を強めています。米国は国民に中国への渡航を見直すよう呼びかけました。
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