最強格闘技解体新書・新章開始/ S014号
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2023/07/10(月)
「人生は短く、芸術は長し」編
●人生は短く、芸術は長し
芦原英幸先生は、50歳という若さで亡くなった。
芦原先生は、若い時から「芦原は、太く短く生きる
んだ!」と言っていましたが、そのとおりになって
しまいました。だからあまり太く短く生きるという
ような事を公言しないほうがいいかもしれません。
言葉は、言霊(ことだま)とも言いますから。
私などは、できれば100歳までさらにもっと長く
生きたいとおもうのですが、こればかりは自分の
意志ではなんともなりません。
事実、私も芦原先生の歳を超えてしまいました。
よく「人生は短く、芸術は長し」ともいいますが、こ
の言葉は、人生は短いが芸術は長く残るという意
味ではなく。人生は短く、芸術と呼ばれるようなも
のを遺せるまでには長い年月がかかり、長くかか
っても、その域まで到達するのはむずかしいという
意味なのかもしれません。芦原先生は、サバキという
術理を遺されました。私は、いろいろと解析してき
ましたが、年芦原先生のサバキに関心を持ってくれる
人は減少しています。ですが、私は私が生きている間
に芦原先生から学んだことを心ある人々に伝える事
だと思っています。
今年は、「サバキの本質2」がリリースされます。
私家版ですから、このメルマガ読者のみへの販売です
かなり内容の濃い本になりそうです。お楽しみに!
●サバキの裏ワザとは?
芦原空手に「裏サバキ」というものは、ない。これは
前回にお話したとおりです。ですが、「裏ワザ」という
ものは存在します。
これは、たとえて言いますと相手から捌かれたら、そ
れで終わりではなく、そこから相手に反撃できる方法
のことです。
芦原先生は、それを「裏ワザ」と呼んでいました。簡単
にいえば「返し技」のことです。実は、芦原先生はそう
した技もちゃんと技術書に書いているのです。
もちろん技術書に書かれなかったものもありますが
わかりやすいように一つの例をあげましょう。
芦原先生は、技術書「実戦!芦原カラテ」のP124から
P129までサバキの返し技について書いています。
これは、ごく一例にすぎないのですが、すべてのサバキ
に返し技は存在すると芦原先生は言っていました。
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