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荒れ相場の原因を探ればなんてことはない

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2023/07/07
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荒れ相場の原因を探ればなんてことはない おはようございます きのうは猛暑だったので、部屋でガンガンに冷房を効かせていたのですが耐えられず、出張を無理やり作ったという次第。その間にマーケットが荒れ放題。申し訳ないという気持ちと同時に、なんてタイミングが悪いのだ、ということ自責の念に苛まれます。でも、タイミングが悪い、というのがやはり自分の考えが甘い、ということなのかもしれない、と最近は考えるようになりました。 ■荒れ相場の原因 きのう、私にはなぜ、マーケットが荒れるのかよく理解できませんでした。 基本的な認識は 1. FOMC議事録にて前回の会議が、議長発言とは裏腹に大荒れであったこと 2. 荒れた原因は過熱する雇用市場と、高止まりするコアインフレ率 3. 7/6の発表は、雇用統計の前哨戦であり本番の雇用統計ではない 最期のところが重要で、雇用市場の本番発表は本日の雇用統計であり、きのうの失業保険申請者数は失業者の数であり、新規就業者はカウントしていない。ADPは民間企業の発表であり、政府の公式発表ではない。JLOTSは求人数などいろいろなものが発表されますが、基本的にはこれをみても、新規就業者数はわからない、もちろん、失業者も、ということです。 つまり、先月の雇用は確定していないのに、マーケットが大荒れになった、というだけの話であり、おそらく、7/5引けの状態に戻るのであろう、というのがきのうの夜、マーケットを見ていた感想です。 しかし、戻らなかった、株価を中心に。その原因は、結局、夏休み前の大手投資家のポジション調整であろう、ということになります。 つまりきのうの指標などは雇用統計の前哨戦であり、雇用市場の確定した見込みではなく。あくまでも見込みで右往左往しただけの話です。そこで、頑張っても仕方がない、なぜなら、どちらに行くかに賭けるのは雇用統計前後でいいのであり、きのうの段階で勝負などかける必要はない、ということになります。きのうの動きを予測せよ、といっても無理な話です。 ただし、数日前ツイッターに書いたようにドル円は144.88が頭で、今後、144.10がネックになり、それを抜けると143.20くらいまで一気に下がるよ、と記したのはほぼその通りになりました。たまたまでしょうけど。

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