メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

貞子第二メルマガ:アメリカ国内の長期金利の上昇で、内外の株式市場は調整局面入りへ

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/07/07
    • シェアする
ウィリアム・ダドリー元NY連銀総裁が指摘するように「アメリ カの 実質中立金利は0.50%から1.00%まで0.50%分 も上昇しているかもしれない」「控えめに見てもアメリカの長期金 利は4.5%へ上昇してゆく」ことが「本当」ならば、FRBが今 年あと1~2回の利上げをすることは合理的です!!! ダドリー発言に触発されたせいか、7月5日のFOMCの議事録の 発表からアメリカ国内の長期金利は上昇を開始しました! ここにきて、とうとう「高めのインフレ&高めの金利が同居する」 時代が、言い換えると「スタグフレーションっぽい経済(高めの金 利時代で、実質経済成長が低くなる経済)」が近づいていることを 市場が意識し始めたのだと思います。 兼ねてからお伝えしていることですが、 「第二次世界大戦中の巨大なバラマキ」が「戦前のデフレ経済 に構造変化を巻き起こして、戦後経済をして「インフレ&高金利」 時代へとシフトさせたように、「コロナ危機時の巨大なバラマキ」 がコロナ危機前のディスインフレ経済に構造変化を巻き起こして、 コロナ危機後の経済を「高めのインフレ&高めの金利」時代へシ フトさせたようなのです。 ところが、今のアメリカの債券市場は全くもってこのこと(=「高 めのインフレと高めの金利が同居する」時代が到来していること) を織り込んでいないようだったです。 つい二日前まで、債券市場は、引き続き「インフレ目標は2%で、 中立的な実質短期金利は名目で2.50%」というディスインフ レ的時代がまだまだ続くことを前提としていたようなのです。 そして、問題は、この間違った金利予測の上で、目下の「AI祭り」 が激しく燃え上がっていたということです!!! アメリカ債券市場がこの間違った予測を修正するとき、この夏ア メリカ債券市場では「長期金利の上昇を伴う市場の大混乱」が巻 き起こることでしょう。 この「長期金利の上昇(=債券市場の大混乱)」は、アメリカ株式 市場の混乱へも波及、「AI祭り」をも弾けさせてゆくことでしょ う。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 「マクロ金融・資産形成 de あそぼ♪」の筆者:藤井まり子が、金融資産3,000万円以上の読者に向けて送る「富裕層向けの資産形成のプレミアム・レポート」。 第一メルマガ「~de あそぼ♪~」が、「結論と要約だけ知りたいし、具体的に何をしたらよいの教えてほしい」と熱望しておられる愛読者様に、是非ともお勧めです。 この第二プレミアム・メルマガの購読者の方々は、ゴールド会員として、よりきめ細やかなアドバイスも、常時双方向で無料提供します♪ 年金不安なんか、ぶっ飛ばしましょう♪
  • 27,500円 / 月(税込)
  • 毎月 第1金曜日・第2金曜日・第3金曜日・第4金曜日(祝祭日・年末年始を除く)