本日は、安倍晋三元総理の一周忌。
あの日、安倍襲撃の一報を耳にしたとき、俄に信ずることができず、あわててテレビをつけてみれば確かに、各局が安倍襲撃の様子を繰り返し報道が目に入ってきました。
その後テレビの前から離れることができず、ニュースを見続けましたが、状況を知れば知るほどに、極めて深刻な状態である事が分かって参りました。新聞記者の方々からいくつか連絡があり、コメント差し上げつつ、何とか生きていてほしいと願い続けましたが、昭恵夫人が病院に到着された直後に、ご逝去された旨が報道されました…。
あれから、一年。
ことある毎に、「安倍さんが生きておられたら…」という言葉が頭をよぎりましたが、既に安倍さんがいないまま、日本の政治は展開していきました。
そもそも岸田内閣が誕生したのは、「安倍晋三」の支援があったからこそ。岸田内閣が誕生した総裁選時、安倍さんが支援していた高市氏が一次投票でトップにたった岸田氏の支援に回らなければ岸田氏は総理総裁になることはできなかったのですから、それは誰もがしる事実です。
したがって、岸田内閣は、安倍さんの様々な意向を無視して政権運営は何一つできない…そういう体制を前提として誕生したものでした。
ところが、一年前の7月8日、安倍氏が凶弾に倒れ、政界から消えてしまってから、岸田内閣の「質」が全く異なったものとなったのです。
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