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【痛くない死に方 2023年第27号】もう僕は看過しない。イベルメクチン批判記事。あまりにも酷い印象操作!

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2023/07/08
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2023年 第27号 【長尾和宏の痛くない死に方】 長尾和宏です。昨日は七夕でしたね。一年にたった一度織姫と彦星が会える夜。 僕は、有志看護師の会に講演会に呼ばれて、七夕の夜を千葉の館山で過ごし ました。その前は都心にいましたが、都心の蒸し暑さとは全然違います。 皆さんに歓待を受けて、たくさんのことを語り合いました。 そして本日お越しいただいた皆様、誠にありがとうございます。 房総、また来たいです。 七夕の出会いに感謝! しかし聞いたところによれば、 織姫と彦星の逢瀬は、雨が降らずに天の川が見える七夕の夜にかぎるんだとか。 だが気象データによれば、1961年まで遡って7月7日に雨が降らなかった 確率(東京の場合)は、わずか30パーセント。つまり、10年のうち3回くらいし か会えない計算となる。 なんで織姫と彦星はそんなに会えない運命なのか? 諸説があるようだが、なんでも、結婚前はそれはそれは美しい布を織ることで 知られた働き者の織姫と、やはり自分のことは二の次で牛の世話や畑仕事に精を 出していた彦星だった。その二人のまじめさを買って神様が二人を結婚させた ものの、二人があまりにも仲良くなりすぎて、働かないでいちゃいちゃしてばかり なものだから、神様が怒って二人を引き離したそうだ(繰り返すが諸説あります)。 織姫が仕事をしなくなったから、神様たちも新しい服が手に入らなくなって襤褸を 着ていた、らしい。しかしそれで二人を引き離すなんて、神様も手荒いな。 自分の思い通りにならないやつを懲らしめる。神の視点で懲らしめる。 遠い昔から今に至るも、そこに大差はない。一言でいえば、懲らしめることができる 力こそが、「権力」という。 権力というのはいつも、行使する側は自分が権力者であることに気づかない。 行使される側によって可視化されるものである。 医療だってもちろんそう。医者は、無自覚なまま権威を振りかざす。 僕は外来でも往診でも、白衣を着なかった。それは、医者の白衣が権威の象徴 だったから。 なぜこんなことを書くか? 日本精神病学会 山崎学氏の発言にあきれているから。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/261541  ↓     ↓    ↓     ↓ 身体拘束「なぜ心が痛むの?」「地域で見守る?あんた、できんの?」 精神科病院協会・山崎学会長に直撃したら…:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp) 以下、この記事から一部抜粋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今月4日、日精協の会議室。山崎会長は予定より10分遅れて現れ、インタビュー が始まった。まずは身体的拘束。年間1万件超の拘束がある。 「基本的にね、精神保健福祉法に則のっとった拘束なわけ。それについて何だかんだ 言うのは変だと思うよ」

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  • 長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 本邦初!100パーセント「死」のことについて語るメルマガ。2000人以上を看取った医師であり、日本尊厳死協会副理事として、日々「死」と向き合う医師と一緒に、死に方について考えませんか? 家族の死と向き合わなければならない人、大切な人が死んで、喪失感から抜け出せない人、今、どうしようもなく「死にたい」人も……あなたのこころに届くメッセージが満載です。
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