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雇用統計は強いのか? 弱いのか? マーケットは?

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2023/07/09
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雇用統計は強いのか? 弱いのか? マーケットは? おはようございます。 週末の雇用統計を眺めながら、だいたいは、私の示した方針通りにいったと思いますが、なんじゃ、これは? と思うことは仕切りです。今回は、その解釈を可能性を示しながら示していきたいと思います。最初に結論を書くと、みなさん、事実ではなく思惑で動きすぎでしょ、ということだと思います。 ■雇用統計の結果 雇用統計の結果は、いつもいうように、新規就業者数ではなく、総雇用人数だ、と私はいつも言っている通りです。 まず、新規雇用者数 https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-non-farm-payrolls.png?s=nfp+tch&v=202307071256V20230410 コンセンサス225Kに対して結果は209Kです。コンセンサス以下ですので、ドルは雇用だと何度も言う通り、売られます。 しかし、総雇用はどうなっているのか? といえば https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-employed-persons.png?s=unitedstaempper&v=202307071238V20230410 総雇用は5月に減少したのですが、6月は増えているのです。 これは、今まで言っている通り、5月の末でバカンススタートになりますが、5月で人員をおそらく減らし過ぎた結果、翌月には雇用を増やすということはよくあることです。このことはずっと普段のメルマガで言っていた通りのことです。 これらの結果は、新規雇用<雇用総数ということを示しており、新規の数が減っているのに、雇用総数が増えたということは、結局、新規雇用>失業者ということになります。つまり失業者の数は減っている、ということになります。 ところが失業保険申請者数を見ると https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-jobless-claims.png?s=ijcusa&v=202307071450V20230410

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