7月6日から4日間の日程で中国・北京を訪問中のジャネット・イエレン米財務長官が7日、中国の李強首相と会談した。
バイデン政権の高官の訪中はイエレンが二人目。そのせいか先に訪中したアントニー・ブリンケン国務長官を迎えたときの対応との違いが一部のメディアで話題となった。
ブリンケンと会談した習近平国家主席がコの字型のテーブルの議長席に座って距離を取ったのに対し、今回は横並びのソファーが用意され、李強も親しげであった。
実際、二人の間で交わされた会話はさらに友好的であった。
イエレンが「勝者が総取りするような競争ではなく、健全なライバル関係を求めている。合意できないときや国の安全保障を守るときにも、両国の経済関係を損なってはならない」と述べたのに対し、李強は、「(イエレン長官が)飛行機から降りてこられたとき虹が出ていました。自然現象で珍しくはありませんが、中米関係にも当てはまります。両国間には風や雨よりもっと良いものがあるはずです。われわれは確実により多くの虹が見られるはずです」と応じたのだ。
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