▼▽▼ Vol.448
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佐高信の筆刀両断~天災と人災~
2023/7/14
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◆目次
1・筆刀両断 天災と人災
2・『噂の真相』人名録(14) 岡留安則
3・雑記
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1・筆刀両断 天災と人災
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7日は民間放送連盟賞の北海道・東北地区の審査だった。
ラジオの報道部門である。
大分前からやっているが、
今年は6本の作品を聞き、
3本に絞った上での審査となった。
2011年の3・11を中心とした防災番組が多い。
しかし残念だったのは原発問題を追った作品が1つもなかったことである。
天災と人災はからみ合っていると思うが、
人災の最たるものである原発にどの局も焦点をあてなかったのには
何か圧力が働いているのかと考えざるをえない。
福島の民放局が作品を出さなかったのも1つの原因かもしれない。
防災では岩手放送の「わすれない3・11」がユニークだった。
「防災文化を未来へ―僧侶たちの12年」というタイトルが示すように
坊さんにピントを合わせたのである。
被災地では3・11当時、
1日に10件も葬式をしなければならなかった。
そうした体験を経て、13回忌の2023年。
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