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第276回 ビットコインETFへの沸き立つ期待、いま注目されているコイン

ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第276回 ビットコインETFへの沸き立つ期待、いま注目されているコイン …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 まず今回は、ビットコインのETFを巡る動きについて紹介する。また、先週から今週にかけてビットコインの相場に影響を与えたニュースを紹介する。最後に、いま注目されているコインとそのプロジェクトを紹介する。 ▼相変わらず安定的に推移しているビットコイン それでは今回の最初のテーマを書く。ビットコインのETFを巡る動きについだ。 ビットコインの相場は比較的に堅調に推移している。過去5日間で2.68%下落したものの、大幅な下落はない。7月10日現在で428万円前後で推移している。暗号資産専門のニュースサイト、「Blockworks」によると、ビットコインは最長のベアマーケット(下落市場)を終えたとしている。これは、ビットコインの年間リターンが490日間にわたってマイナスであったという記録を更新したことに基づいている。 こうした動きを背景にして、「テレグラム」では中長期的な強気の相場予測が注目されている。特に注目されていたのが、大手取引所、「Changelly」の予測である。「テレグラム」のスレッドを見ると、ここの予測は的中率が高いとのことである。以下のようになっている。 2023: ビットコインの価格が2023年末までに100,000ドル(約1420万円)に達する可能性を示唆している。この予測は、特にインフレや経済不安に対するヘッジとして、ビットコインの採用と利用が増加し続けるという前提に基づいている。 2024: ビットコイン価格は上昇傾向を続け、2024年末までに150,000ドル(約2130万円)に達する可能性があると予想される。この予測は、2024年に起こると予想される次のビットコイン半減期を考慮している。歴史的に、ビットコインの価格は半減期の後に上昇する傾向がある。 2025: ビットコインの価格は200,000ドル(約2840万円)に達する可能性があると予測している。この予測は、暗号通貨市場の継続的な成長、ビットコインの半減期における供給量の減少、ビットコインが決済の主流になる可能性に基づいている。 ●ビットコインETF認可への期待 こうした楽観的な雰囲気の背景になっているのは、「ビットコイン上場投資信託(ETF)」がついに「米証券取引委員会(SEC)」が認可するのではないかという期待感だ。 ちなみに「JPMorgan」は、そのレポートで「米国証券取引委員会(SEC)」が「ビットコインETF」を承認しても、それが暗号通貨市場に大きな変化をもたらすことはないとの見解を示している。カナダやヨーロッパではすでに「ビットコインETF」が存在しているが、大きな投資家の関心を引くことはできなかったからだという。 しかし、これは少数意見のようだ。例えば、ビットコインの著名なポッドキャストホスト、教育者、メディアコメンテーターであるナタリー・ブルーネルだが、「ビットコインETF」が複数のスポットで申請される中、機関投資家がこのセクターに慎重な姿勢であるにもかかわらず、暗号通貨に回帰しているとしている。ブルネルは、暗号通貨が資産クラスとして真剣に受け止められている今、機関投資家は乗り遅れまとしてビットコインへの投資を加速しつつあるという。

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  • ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン
  • 昨年から今年にかけて仮想通貨の高騰に私たちは熱狂しました。しかしいま、各国の規制の強化が背景となり、仮想通貨の相場は下落しています。仮想通貨の将来性に否定的な意見が多くなっています。しかしいま、ブロックチェーンのテクノロジーを基礎にした第四次産業革命が起こりつつあります。こうした支店から仮想通貨を見ると、これから有望なコインが見えてきます。毎月、ブロックチェーンが適用される分野を毎回紹介します。
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