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経験と学習と阻止と道具(窒息から犬を守る動画XXT)

ドッグペディア・Doggies 911
まぐまぐ161号    読者の皆さん今月号も購読ありがとうございます。 タイトルにもありますが、この号でも前回のアカデミーでご紹介した動画の一部、 「XXT」(External Extraction Technique)エクスターナル エクストラクション テクニックを お見せします。 その前に・・・ ご存じの方もいらっしゃいますが、私は6日間の日程で先月日本へ帰国しました。 飛行機で羽田についたとき、こういう光景を見ました。 海外から犬を連れて来た人がいまして、白人の男性でしたがクレートに入れられた犬の到着を待っておられたのです。 検疫所の近くで犬を待っていた飼い主と思われる白人男性は、長時間犬をクレートに入れていたわけですから、 待ちに待ったクレートが運び出されてきたときに喜び勇んで、クレート内の犬に大袈裟に語りかけをしていました。 その飼い主の興奮のせいで、クレートで静かにしていた犬、「シェパード」がクレート内で大暴れ。 飼い主さんは早くクレートから出してあげたいもんだから、扉を開けようとしたんです。 シェパードは爆吠え状態です。 この時、検疫の職員さんが「この場所では犬をクレートから出さないでください」と説明をしていたにも関わらず、 白人男性はリードすら付いていない興奮しているクレート内のシェパードを出そうとします。 職員と白人のシェパードの飼い主は言い争い。 そのときその場で他の荷物を待っていた日本人の高齢者(男性)は、クレートの中にいるシェパードから吠えかかられて後づ去り。 怖かったと見えて、後ろによろけてしまいました。 たまたま、この日本人男性の後ろに男性がいたため倒れずに済みましたが、誰もいなければ恐らくこの方は、 シェパードの吠えに驚いて倒れていたと思います。 そのとき、シェパードの飼い主と思われる白人男性は、 「うちの犬は人を噛んだりしないから大丈夫!」と笑顔を振りまいておりました。「He is very friendry!」と。 無責任な話です。 そもそも、クレート内で落ち着いていたシェパードを興奮、発狂させたのはこの飼い主の白人男性です。 もし、私が犬と旅行していたとしたら?私は絶対にクレート内にいる自分の犬を、興奮、不安にさせる振る舞いは致しません。 まあ、私のメルマガの読者さんであれば、こういうとき「飼い主の取るべき行動」はお判りだと思いますし、 「絶対にうちの犬は噛みません!」という断言もしないはずですよね。 さて、前置きが長くなりましたが、先月のアカデミーのことを少し紹介しながら、今月も書いております。

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  • 犬という生き物の心理を理解するための情報です。犬が分かれば犬は変わります。犬たちの思いを人間たちに伝えたい。本当の犬好きをもっと増やしたい、もっともっと幸せな犬を増やしたいという思いで書いてます。躾け本ではありません。飼い主さんへの教科書です。
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