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◇◆GELマガ Vol.622◆◇
〜エル・ゴラッソ鹿島担当・田中滋のメールマガジン〜
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1.3連敗中の広島。雪辱を晴らすには絶好の機会が到来
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/【プレビュー】明治安田J1第20節 広島対鹿島
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広島が苦しんでいる。
5月13日に神戸に敗れて以降、公式戦11試合を3勝8敗と結果が出ていない。勝っ
た3試合についても、対戦相手を見ると湘南、京都、そしてFC徳島の3チームの
み。湘南と京都は残留争いに巻き込まれているチームであり、FC徳島は現在四
国リーグに所属しているクラブだ。四国リーグは優勝したが、全国地域サッカ
ーチャンピオンズリーグでは0勝3分に終わっている。J1クラブからすれば、勝
って当たり前の相手と言える存在だろう。
鈴木優磨が「去年、試合をしてて広島が一番強いと感じた」という頑強なチー
ムとは今は違う。怪我人が続出し、思ったような試合ができていないのが、そ
の1番の要因だろう。それによって連携面が崩れているのか、思うようにゴー
ルを奪えないことが苦しい結果を招いている。負けた8試合で奪えたゴールは3
つ。残りの5試合は完封負けというのはなかなかにキツイ状況だろう。
鹿島からすればチャンスだ。彼らが嫌がる戦いができれば勝機を掴めるだろう。
今週、CBが相手FWを引きつけてからボールを離すビルドアップに取り組んだの
は、おそらく広島との対戦に際して効果的だと岩政大樹監督が判断したからだ
と思われる。ここ2試合、広島は[4− 1−4−1]の陣形に取り組んでいるが、あ
まりうまく機能しているとは思えない。
前節の新潟戦でトップの位置に入ったドウグラス・ヴィエイラは守備の貢献度
が無いに等しかった。CBは自由にボールを持てる場面が多く、新潟の得点場面
もCBの楔からスタートしている。再びドウグラスが先発するかはわからないが
、その可能性がある相手に対し、いたずらに前方に蹴るのは無意味だ。それを
見越して相手を引きつけてスペースをつくる動きを確認したのかもしれない。
ドウグラスがボランチを見て、2シャドーがCBまで出ていくパターンもあるよ
うだ。岩政監督がずっと述べてきたように、下でつなぐことだけできればいい
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