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【高校数学】読むだけでわかる!共通テストの考え方 vol.913≪2022年 数2B 第1問[1]≫

【高校数学】読むだけでわかる!共通テスト数学の考え方
□--■--□--■--□--■--□--------------------------------------------◆  【高校数学】読むだけでわかる!共通テストの考え方 vol.913          ≪2022年 数2B 第1問[1]≫       2023/7/14 ◆----------------------------------------□--■--□--■--□--■--□--■ 目次・・・■ 問題 ■ 解説目次 ■ 解答・解説 ■ 公式 ■ 解答一覧 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメルマガでは、大学入試共通テストの問題を詳細に解説します。 ■ 問題 2022年共通テスト数2Bより 第1問 [1] 座標平面上に点A(-8,0)をとる。また、不等式   x^2+y^2-4x-10y+4≦0 の表す領域をDとする。 (1) 領域Dは、中心が点([ア],[イ]),半径が[ウ]の円の[エ]である。 [エ]の解答群 ┌――――――――――――――――――┐ |{0} 周  {1} 内部  {2} 外部   | |{3} 周および内部  {4} 周および外部| └――――――――――――――――――┘  以下、点([ア],[イ])をQとし、方程式   x^2+y^2-4x-10y+4=0 の表す図形をCとする。 (2) 点Aを通る直線と領域Dが共有点をもつのはどのようなときかを考えよう。 (i) (1)により、直線y=[オ]は点Aを通るCの接線の一つとなることがわかる。  太郎さんと花子さんは点Aを通るCのもう一つの接線について話している。  点Aを通り、傾きがkの直線をlとする。 ┌――――――――――――――――――――――――――――――┐ |太郎:直線lの方程式はy=k(x+8)と表すことができるから、| |   これを                        | |     x^2+y^2-4x-10y+4=0         | |   に代入することで接線を求められそうだね。       | |花子:x軸と直線AQのなす角のタンジェントに注目することでも| |   求められそうだよ。                  | └――――――――――――――――――――――――――――――┘ (ii) 太郎さんの求め方について考えてみよう。  y=k(x+8)をx^2+y^2-4x-10y+4=0に代入すると、xについて の2次方程式  (k^2+1)x^2+(16k^2-10k-4)x+64k^2-80k+4=0 が得られる。この方程式が[カ]のときのkの値が接線の傾きとなる。 [カ]の解答群 ┌――――――――――――――――――――――┐ |{0} 重解をもつ               | |{1} 異なる二つの実数解をもち、一つは0である| |{2} 異なる二つの正の実数解をもつ      | |{3} 正の実数解と負の実数解をもつ      | |{4} 異なる二つの負の実数解をもつ      | |{5} 異なる二つの虚数解をもつ        | └――――――――――――――――――――――┘ (iii) 花子さんの求め方について考えてみよう。  x軸と直線AQのなす角θ(0<θ≦π/2)とすると   tanθ=[キ]/[ク] であり、直線y=[オ]と異なる接線の傾きはtan[ケ]と表すことができる。 [ケ]の解答群 ┌――――――――――――――――――――――――┐ |{0} θ  {1} 2θ  {2} (θ+π/2)     | |{3} (θ-π/2)  {4} (θ+π)  {5} (θ-π)| |{6} (2θ-π/2)  {7} (2θ-π/2)    | └――――――――――――――――――――――――┘ (iv) 点Aを通るCの接線のうち、直線y=[オ]と異なる接線の傾きをk0とする。 このとき、(ii)または(iii)の考え方を用いることにより   k0=[コ]/[サ] であることがわかる。  直線lと領域Dが共有点を持つようなkの値の範囲は[シ]である。 [シ]の解答群 ┌――――――――――――――――――┐ |{0} k>k0  {1} k≧k0     | |{2} k<k0  {3} k≦k0     | |{4} 0<k<k0  {5} 0≦k≦k0 | └――――――――――――――――――┘ ※分数は(分子)/(分母)、xの2乗はx^2、マーク部分の□は[ ]で表記しています。

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