▼ 第28号
2023/7/14
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有田芳生の「酔醒漫録」
*毎週金曜日発行*
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◆目次
1・「評言独語」──安倍晋三元総理と拉致被害者(上)
2・「酔醒漫録」──7月7日〜7月13日
(安倍元総理銃撃事件から1年/トランスジェンダー裁判/マイナカードと財界など)
★発売中の有田芳生著書★
・『改訂新版 統一教会とは何か』(大月書店 2022/9/21発売)
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b610995.html
・『北朝鮮 拉致問題 極秘文書から見える真実』(集英社新書 2022/6/17発売)
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-721217-4
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1・「評言独語」──安倍晋三元総理と拉致被害者(上)
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▼安倍晋三元総理は北朝鮮による拉致問題をどのように進めようとしていたのだろうか。私には大きな疑問がある。安倍元総理と親しかった大臣経験者は、私の質問にこう答えた。「本当に解決したかったはずですよ」。一般論としてはそうだろう。私の疑問とは「解決」の内実である。安倍晋三元総理にとって拉致問題の解決とは何だったのか。私は政府が帰国した5人の拉致被害者から聞き取り調査を行った報告書を分析し、 『北朝鮮 拉致問題 極秘文書から見える真実』(集英社新書、2022年) を出版した。じつは報告書には機微に触れる記述があるため、引用することを避けた部分がある。拉致被害者の生存に関わる分析だ。
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