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飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.166 2023/0715
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先日サイゼリアの事で取材を受けました。
売価を上げない事は良いのか悪いのか。
これが質問の意図でした。
このような時に定量的なデータで
見るのが必要になります。
彼らも世界的に展開しているため、
法人格別での営業利益を見てみましょう。
第三四半期までの数値です。
<国別営業利益>
国内 :▲15.5億円
豪州 :1.8億円
アジア:49.6億円
合計 :35.6億円
国内の赤字をアジアで補填している。
このような構造がわかると思います。
では、価格維持をする事による
利益の影響はどれくらいなのか。
これは前期からの営業利益変動要因を
分析してくると見えてきます。
売上が伸びているので、
各種販管費は改善しています。
しかし「国内原価」の項目を見ると、
▲41.9億円もの利益押し下げ要因に。
これをどう捉えるか?ですね。
同社はデフレ時代の勝ち組ですし、
値決めは経営なので信じた道をいくだけ。
その上で、
・国内事業は赤字
・インフレ時代は費用増が前提
・労務体系が特出して良い訳ではない
ここはやはりポイントになってくると思います。
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