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閑散に売りなしの意味 ムチャクチャな相場の由縁

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2023/07/16
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閑散に売りなしの意味 ムチャクチャな相場の由縁 おはようございます。 日本はコロナが「ほぼ」終了して初めての夏休みシーズン。しかし、忘れてはいけないのはコロナが流行るのは学校の終了や始まりの時期だ、ということを忘れてはいけない、よね、と思います。すなわち、コロナに限らず、免疫の弱い子どもたちは何等かの感染症を集団行動によって持ち込む、ということです。ですから、この時期、暑いですけど、同時に感染症にも注意をしなければいけない、ということです。先日、海水浴場に行きました(もちろん、仕事で)が、子どもたちの元気そうな叫び声を聞いて「よかったね」と心から思うとともに、コロナで学んだことをきちんと学習、履行しなければいけないな、と思います。コロナは被害かもしれません。でも、人はAIと違い、失敗から学ぶのです。AIは常に成功をしていないと人から見捨てられる、というのが根本的な違いです。 ■閑散に売りなし この格言を聞いた方は読者のみなさんにもたくさんいらっしゃる、と思います。では、その意味は? と問うた場合、きちんと答えられる人が何人いるのか? ということになります。 言葉は聞いたことがあるし、だいたい、の意味はわかっている、マーケットが閑散になるとマーケットは上昇しやすくなる、という意味くらいは直感的にわかる、という人が殆どだと思います。では、NHKのチコちゃん風に聞けば「なんで閑散になるとマーケットは上昇するの?」と聞けば、チコちゃんに「ボッ~と生きてんじゃねぇ~よΣ(・ω・ノ)ノ!」と言われる人がほとんどではないでしょうか? この構造的な仕組みを理解すると、内部要因、という分析の極端な話、半分くらい、理解できることになるのではないのかな、と思います。あくまでも、極端すぎる話なのですけど(笑)。 まず、マーケットは売りの枚数、買いの枚数が一致したときに値段が約定をする、これを根本的に理解していない人が多すぎる、と思います。どん安値やすっ高値でみなさんの保有するのが成立するのは必ず、そこに正反対の売買が存在するから成立するわけです。出来高というのは、売りと買いの枚数ではなく、売りの約定、買いの約定になるわけですから、その倍が正確な数字であり、取組というのは売りが1万あれば、買いも必ず1万と必ず同数になるものです。マーケットでは常に売り、買いの枚数が必ず一致をしている、というのが内部要因のキホン概念です。 よくCFTCなどの先物の取り組み枚数を見ている方がいらっしゃいますが、この基本を知っていないと、あれらは、よく理解できないはずなのですが、何をみているのだろうか、と思います。ましてや1週間遅れの数字など、そのときに何が起こっていたのかを正確に思い出すことができる人など皆無であり、その過去の数字と今現在の数字はまるで違っているので、あくまでも参考程度にみるべきものです。これを相場観の中心に置いていけば、必ず、間違える、ということです。なぜなら、推測に推測を重ねただけの相場観ですので。

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