No.580 (2023年07月16日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
投資家としての自覚が完全に欠落してしまったほうが実はいいのかもしれない?
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投資のプロでもだいたい予測は当たらないのは、これまで彼らが言ってきたことを振り返ればわかる。
プロは相場の動きだけでなく、財務諸表や、FRBの発言や、過去のアノマリーや、全世界の株式の動向をウォッチする。さらに日々上がってくるニュースなどや、相場のちょっとしたボラティリティまで、ありとあらゆるものを分析している。
ところが精密かつ思慮深く分析して、それでも投資対象を間違うのだ。タイミングも間違えるし、投資対象を逃すこともしばしばある。
2022年にパフォーマンスがマイナスに転落して苦境に落ちたヘッジファンドは多くあるし、2023年も「この先どうなるのか?」については、見事にそれぞれが別の見方をしている。
2023年下半期については「暴落が来る」と断言する弱気の著名投資家もいれば「上昇が来る」と述べる強気の著名投資家もいる。それぞれが仔細にデータを分析した結果、真逆の結論を引き出している。
弱気の投資家は「今年後半に景気後退が来そうだ」と考えて、その根拠となるデータを上げてくるし、強気の投資家は「今年後半は景気後退が来ない」と考えて、その根拠となるデータを上げる。
しかし、世の中の情勢は刻一刻と変わる。明日にでも突発的で予想外の事件が起こったら、一瞬にして彼らが根拠にしているデータが逆に振り切れて、結論が変わる可能性がある。
明日、何か起こるかもしれないし、何も起こらないかもしれない。それは誰にもわからない。わからないのであれば、半年後どうなっているのかはもっとわからないはずだ。それが現実だ。
なのに、未来がわかっているような口ぶりで予測を言うのは無謀でもある。私自身は、半年後どうなっているのかなど「絶対に」読めないと確信している。今年の年末は今よりも上がっているのか下がっているのか、私は予測をしたくない。
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