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軍隊にも求められているエコ対応 バイオ航空燃料などについて

軍事/有事に強い経済学
  • 2023/07/16
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温暖化という言葉を聞かない日のない 昨今ですがその流れの外には、世界の軍隊も 居られない状況となってきています。 今回は主に軍事用にも使えるエコ燃料という 観点から見ていきます。 軍隊から大量の温暖化ガス、気候変動対策の盲点に 世界の温室効果ガス排出量を考える際に、 誰もが見て見ぬふりをしている要素が1つある。 それは各国の軍隊からの排出量だ。 地球の平均気温が最高記録を更新する中で、 科学者や環境団体などは国連に対して、 全ての排出量を開示するよう軍隊に働きかける とともに、国際的な排出量削減目標から 長らく軍隊を除外してきた方針を撤廃するよう迫っている。 専門家らの昨年の見積もりによると、 軍隊は世界最大級の燃料消費セクターであり、 地球の温室効果ガス排出量の5.5%を占める。 ところが軍隊は、排出量の適切な報告や削減を 義務付けた国際的な取り決めに拘束されていない。 一部の国の軍隊が公表しているデータも 信頼できないか、精一杯評価しても不完全な 内容というのが関の山だ、と科学者や学術関係者は話す。 そもそも軍用機の飛行から艦艇の航行、演習に 至るまでさまざまな面で温室効果ガスを排出する 軍隊だが、1997年の京都議定書や2015年の パリ協定で、排出量削減の対象外に置かれ続けた。 エネルギー使用に関するデータを公表すれば、 国家安全保障が損なわれかねないというのが その理由だ。ロイター 確かにこの記事にあるように、軍にとっては 経済性やエコ概念は兵器の性能や堅牢さに 比べれば二の次でしょう しかし、世間からのミリタリーはエコ無視か? という視線はそれなりに気にしていると思われます。 この問題は非常に多岐にわたりますので、今回は

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